適応障害に苦しみながらも、ユキさんは就活を懸命に頑張ることで、彼くんに対するストレスから意識をそらそうと励みます。
一難去ってまた一難、うまくいく気がしないなぁ
就活に集中したおかげか、ユキさんの適応障害の症状も少しずつ改善をみせます。
そこには、ユキさん念願であった犬を飼い始めたということも影響していました。
元は保護犬であったまろんとの生活が始まったころ、ついにユキさんの再就職が決定。
しかしながら、試用期間の4カ月は、家から新幹線で3時間の距離にある他県の本社で働くことが条件だと、内定先から告げられます。
ユキさんを裏切った前科がある彼くんと、生後5カ月のまろんを置いて離れて暮らすことに抵抗はありましたが、せっかく決まったのだからと頑張ることを決意したユキさん。
働いている間は充実していたユキさんでしたが、月に1、2回家に帰るたびに彼くんの世話や部屋の掃除に追われ、再びストレスが溜まるという生活になってしまったのでした。
ユキさんが頑張れば頑張るほどに、彼くんの頼りなさやだらしなさが浮き彫りになってしまいます。
いっそ切り捨ててしまえれば楽なのでしょうが、夫婦という縁を結んでいる以上、簡単には切り離すことはできません。
彼くんには、頑張るユキさんの姿に何かを感じ取ってほしいものですね。
羽晦ユキさんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。