生理がかぶってしまった
サーフィンへは、誘ってくれた男性の先輩と、男性の後輩3人で行くことに。3人でスケジュールを合わせ行く日を決めたのですが、なんとその日は生理予定日。予定日だから遅れることもあるかなと思っていましたが、ピッタリ生理がきてしまいました。
鎮痛薬とタンポンを持ち、彼らと海へ。移動時からジリジリとおなかが痛くなってきているのがわかっていたものの、男性には言いづらく我慢をしてしまい……。その後、鎮痛薬を服用し、海に入る際には体調は落ち着いていました。
時間を忘れるほど楽しんで…
その日は夏の終わりで少し肌寒い時期。そのため、長袖のウエアに黒のスパッツとショートパンツを着用しました。着替えの際にタンポンを入れて、海に入る準備はバッチリ。このときには、サーフィンができる喜びもあったのか、腹痛はまったくありませんでした。
そして、サーフィンはとても楽しく、2回、3回と休憩を挟みながらも時間があっというまに過ぎていきました。
ふと足元を見ると!?
そして夕方帰ろうと3人で砂浜を歩き出したときです。ふと足元を見ると、スパッツに経血がしみているのがわかりました。そして経血は足を伝って、くるぶしぐらいまで達していたのです。
焦った私は急いでトイレに行き、タンポンを外して着替えることに。男性たちは気づいていないのか気づいていないフリをしてくれていたのかわからなかったですが、とても恥ずかしかったです。
幸い黒色のスパッツだったので気づきにくかったかもしれないですが、もしスパッツをはいていなかったら……誰もが生理だとわかったと思います。
こまめにトイレに行けずかつ使用時間の範囲だったため、まさか経血漏れを起こしているとは思っていませんでした。このときは服しか汚していなかったと思いますが、経血漏れで自分の物以外を汚してしまいかねないと感じ、生理のときのスポーツはより気をつけなければと思った経験でした。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
著者/中村さき
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
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