トイレから出たら感じる視線…
妊娠8カ月を迎え、産婦人科へ妊婦健診に訪れたときのこと。私の産婦人科では、採尿のために必ず最初にトイレに行くのですが、事件はそこで起こったのです。その日は、8月のすごく暑い日だったので、薄手のワンピースを着用していた私。
いつものように採尿を終え、トイレを出ると、廊下ですれ違う人が私のほうを見ているように感じました。気のせいかと思い、私は待合室へ戻ることに。
待合室には正面に大きな鏡張りの噴水があるのですが、そこに映った自分の姿にびっくり!!
なんと、ワンピースの右側の裾が下着のおなかのゴムに挟まっていて、パンツが丸見えだったのです。とにかく焦り、その場で急いで裾をおろしました。まさに、穴があったら入りたいとはこのこと。トイレで手を洗うときに鏡を見たはずなのに、気づかなかった自分が情けなくなりました。待合室には入れないし、顔も上げられないほど恥ずかしかった1日でした。
おなかが大きくなってくると、前も下も見づらいので不便。その後も妊娠期間中は、何度か同じようなミスをしたままトイレを出そうになり、慌てたことも。しかし、一度産婦人科で大恥をかいたので、トイレを出る前に必ずきちんと身なりを整えるという習慣がつきました。今でもその習慣は続いています。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/森田家
著者:なかまる あゆみ
2019年生まれの男の子、2021年生まれの女の子の2児のママ。インナービューティーダイエットアドバイザー、食生活アドバイザーの資格を所持。