部活中、なかなかトイレに行けず…
高校生のころ、私はテニス部に所属していました。強豪校だったこともあり、練習は非常にハードで休憩は1時間に1回程度しか取れません。
ある日の部活中、下腹部にチクチクと痛みを感じ、下着が濡れていることに気づきます。「生理がきたんだ!」とわかったのですが、顧問の先生に叱られるのが怖くて練習を中断してトイレに行くことができません。私はそれから1時間程トイレに行くのを我慢してしまいました。
後輩からの指摘に衝撃!
ようやく休憩時間となり、急いでトイレへ。その日はナプキンをつけていなかったので、下着が少し汚れてしまいました。それから準備していたナプキンをつけ、部活に戻ることに……。
練習を再開すると、後輩が私のところに近寄ってきました。後輩が気まずそうな顔をしていたので「どうしたの?」と聞くと、「先輩……さっき、ラリー練習で尻餅でもつきました? おしりから血が出ていて……」と指摘されびっくり! すぐにズボンを確認すると、確かにおしりの辺りに赤い染みが。経血がズボンまで漏れていたのです。
「経血が漏れた」とは言えず、後輩には「そうそう、尻餅ついて擦り傷ができちゃったんだ。ズボンはき替えてくるね」と伝えました。きっと私の笑顔は引きつっていたはずです。そして、逃げるように更衣室へ向かいました。経血漏れであることにバレていなかったと思いますが、とても恥ずかしかったです。
この経験をしてから、私は部活の練習中であっても、生理中は周りを気にせずトイレに行くようにしています。顧問の先生も事情を説明すれば、トイレに行くことを止めませんでした。恥ずかしい経験でしたが、大切なことに気づくことができてよかったと思います。
著者/匿名
イラスト/Ru
監修/助産師 松田玲子
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