記事サムネイル画像

「悪気はないってわかっているけれど…」母のひと言に振り回される日々 #母の認知症介護日記 7

「母の認知症介護日記」第7話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

母・あーちゃんに認知症と思われるような症状が出て、脳ドックを受けさせたのですが、そこまで心配するような結果ではなくホッとしていた矢先……。母ひとりで通院している病院の看護師さんから、通院には付き添いが必要だと言われてしまったのでした。検査結果とは異なり、そこまで楽観視できる状況ではなくなっていました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師菊池大和先生
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

あーちゃんの通院スケジュールは、3週間おきに検査&診察、それ以外の週は注射のみというシンプルなもの。しかし、ワフウフさんの姉がちゃんと注射に行ったのか確認の電話を入れると「もうあの病院には行くのやめたの!」と言われてビックリ。もう近所にある別のクリニックの予約も入れていて……!?

 

通院スケジュールもこなせない母

母の認知症介護日記 7

 

母・あーちゃんの通院スケジュール。3週間おきに検査&診察があり、それ以外の週は注射のみなのですが……。

 

母の認知症介護日記 7

 

母の認知症介護日記 7

 

 

母の認知症介護日記 7

 

今度は母が突然、「膀胱炎っぽいのよ」と言いだしました。

 

母の認知症介護日記 7

 

母の認知症介護日記 7

 

 

母の認知症介護日記 7

 

自分は何も問題ないと信じているあーちゃん。どうやら認知症の薬が処方されているのが気に入らないようで、勝手に近所の病院に変えようとしていました。

 

結局、別の日に予約を取り直して注射は受けられました。しかし、今度は「膀胱炎っぽい」と言いだします。そこで尿検査もしてみたのですが、原因はよくわかりませんでした。そして、待ち時間の合間合間で、10年以上通い続けた病院は変えないほうがいいと説得に努めましたが……。

 

「この病院をやめるなんて、考えたこともないわよ!」と笑顔でひと言。

 

えぇぇぇ……? 自分がすごい剣幕で病院を変えようとしていたこと、忘れちゃったのですか……?

 

--------------

悪気がないというのは理解していても、こんなふうにたったひと言で振り回されてしまうと、家族も気苦労が絶えませんね。ひとりで抱え込まずに家族で協力しながら、辛抱強く寄り添っていきたいものですね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターワフウフ

    昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。 2023年4月、書籍「アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護」発売。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

    同じジャンルの連載

    もっと見る
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    マンガの新着記事

  • PICKUP

    同じジャンルの
    連載を読む