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消費者庁も注意喚起。夏に起きやすい子どもの事故に注意

消費者庁が注意喚起している夏に起きやすい子どもの事故についてご紹介します。1つ目は、プールの事故。東京消防庁の調査では、ビニールプールでの事故は0歳〜5歳に多く、最も救急搬送が多いのが3歳児というデータもあります。そのほか、川の事故や遊具の事故、ライターの事故についても注意をしましょう。

水遊びする赤ちゃん

 

夏は、プールや川遊び、花火、キャンプなど、楽しいレジャーが盛りだくさん。でも、同時に小さな子どもの事故も増えており、消費者庁もウェブサイトなどで注意を喚起しています。夏に起きやすい子どもの事故についてまとめました。

 

プールの事故

ビニールプールなら子どもたちだけで遊ばせても安心と思っていませんか? 東京消防庁の調査では、ビニールプールでの事故は0歳〜5歳に多く、最も救急搬送が多いのが3歳児というデータもあります。乳幼児は10センチの水でも溺れることがあるといいます。ビニールプールであっても親が必ず付き添いましょう。

 

川遊びの事故

川で子どもが溺れて亡くなるという事故が、今年もすでに起きています。川に行く前には必ず天候や川の状況をチェック。子どもが川に入るときは必要に応じてライフジャケットを着用し、必ず大人が付き添ってください。

 

川には流れがあり、急な深みや滑りやすいところもあるので、水面が穏やかに見えても注意しなければいけません。また、大人がちょっと目を離した隙に子どもの姿が見えなくなり、川で溺れていたというケースもあるので、河原などで遊んでいるときにも目を離さないようにしましょう。

 

遊具の事故

公園などにある遊具でも事故は起きることがあります。記憶に新しいところでは今年の春、保育所のうんていに3歳の女の子が挟まり、救急搬送される事故がありました。

 

6歳以下の子どもを遊具などで遊ばせるときは大人がそばで見守り、ひものついた服やかばんなどの持ち物は、ひもなどが首に絡まる恐れがあるので気を付けてください。また、お友だちを突き飛ばしてケガをさせないように、遊具の正しい使い方やルールを教えてあげることも大切です。

 

ライターの事故

夏になると、花火やバーベキューなどで火を使う機会が増えます。それに伴い、大人が目を離した隙に子どもがライターで遊び、「やけどを負った」「火災が発生した」との情報が東京消防庁に寄せられているそう。

 

現在、市販の使い捨てライターには、幼い子どもが容易に着火できないよう、CR(チャイルドレジスタンス)機能が導入されています。しかし、CR機能のある使い捨てライターであっても、子供の火遊びによる事故を完全に防げるわけではありません。子どもがライターに触らないようにライターを保管するとともに、子どもが理解できるようになったら、火遊びの危険性をしっかりと伝えましょう。

 

 

子どもの事故は何気ない日常の中に潜んでいることが多いです。でも、大人がちょっと気を付けてあげれば未然に防げる事故もあります。子どもの安全に気を配りながら、楽しい夏の思い出をつくりましょう。(TEXT:妹尾香雪)


出典:消費者庁ウェブサイト

http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20170524.php http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20170525.php http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20170601.php

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