つわりが落ち着き仕事復帰へ…
想像以上につわりがきつかったことと、定期的に子宮口付近からの出血があったために、妊娠が判明してから3カ月半の間、休職していました。
仕事復帰に向けて仕事内容を医師に相談すると、「力仕事も特に問題はないよ。ただ、何かあったときに後悔しないようにね」とのこと。
職場の上司に相談した際は、「あなたの働きやすいようにしていいよ」と、とても寛大な言葉をかけてもらいました。
母としての決意とは?
3カ月半もの間、職場に迷惑をかけていたので、できることなら全力で仕事をしたい。でも、担当した患者さんが転びそうになったとき、おなかの子に何かあったらと思うと、ためらわずに支えにいく自信がない……。
そんなふうに迷っていると、いつもお世話になっている一児の母でもある先輩が声をかけてくれました。
「仕事は誰かがカバーすればいい。でも、今そのおなかの子を守れるのはあなただけよ。お母さんはあなただけ」。
その言葉で、絶対に後悔しない働き方にしようと決断できました。
その後、上司に相談し、給与や待遇は変更することなく、仕事内容を新人のサポートや雑務、事務作業に変更してもらえることになりました。初めての事務作業は覚えることが多くて大変でしたが、私の決断を尊重して対応してくれた上司や職場の方々、何よりその決断を後押ししてくれた先輩に感謝の気持ちでいっぱいです。
産休に入るまでの2カ月半、普段はしない仕事を経験し、その大変さを知りました。育休明けで仕事復帰した際は、事務仕事の経験も生かして、迷惑をかけた分しっかり働こうと思っています。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
イラスト/ななぎ
著者:下川 美悠
2022年に不妊治療の末に長女を出産。理学療法士として病院勤務。現在は育休中で日々ワンオペ育児に奮闘中。長女の妊娠中や出産後のつらかったことや楽しかったことなど自身の体験を執筆している。