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私宛ての郵便を勝手に開封する義母「男からの手紙?不倫してるでしょ!?」義母は私を監視していた!?

結婚して義両親と二世帯住宅で同居している私。結婚当初は同居に抵抗があったものの、住んでみれば新築の大きな家や庭は魅力的で、近所の人にも恵まれ、満足していました。ただひとつ、義母の過干渉に困っていて……。

玄関から完全にわかれているわが家。プライバシーが守られると思っていたのですが、義母はお構いなしに庭を通ってやってきて、気づけば窓の外に立っています。洗濯物に勝手に触ったり、用意した食事を勝手に食べてケチをつけたり、出かけると聞けば、どこに行くのか誰と会うのか、根掘り葉掘り聞いてきます。義母とはどうしてもうまくやれそうにありません。

夫は義母の味方

あまりの過干渉に我慢ができず、夫に相談したこともありました。しかし夫は、自分の母親を悪く言われたことにムッとします。

 

勝手に入ってこられるとプライバシーが守られない。アポなしで来るのはやめてほしい。私なりの家事のやり方があるので干渉しないでほしい。どれも至極当たり前の要求のはずですが、夫は聞き入れてくれませんでした。

 

それどころか、誰のおかげで新築の家に住めるのかよく考えろ。立場をわきまえてものを言え。お前の家事が至らないせいで母さんがやってくれているんだ。と話になりません。

 

そこから先は私が何を言い返そうとしても「はい。論破!」と言わんばかりの表情で義母を庇う夫に、呆れて返す言葉もありませんでした。

 

不倫相手の正体

義母は私宛ての郵便もすべて勝手に開けて、内容をチェックしているのですが、その日は驚くほどに激怒しながら郵便を届けにきました。

 

何かと思えば「私の不倫相手から手紙が届いた」というもの。身に覚えがない私はびっくりしてしまいます。騒ぎを聞きつけた夫も、私に事実を確認することなく、不倫していると決めつけて怒鳴り散らしました。

 

「ぜーんぶお見通しなのよ! 監視を徹底していて良かったわ~!」と義母。過干渉だったのは、私が不倫しないかを見張るためだったのです。

 

手紙に目をやると、差出人には古くからの友人ツバサの名前。彼女は海外生活が長いからか、愛情表現が豊かです。「I miss you」「I love you」と書かれた手紙と男性ともとれる名前から、勝手に不倫相手と勘違いしたのでした。

 

勘違いした上、逆ギレ!?

夫もツバサと面識があったはず。それを伝えると「紛らわしいことをするな」と逆ギレする始末。もう限界だと思った私は「家族でも他人の郵便を開けるのは罪になることがあるんですよ! いい加減にしてください!」と伝え、家を出る準備を始めました。自分たちの勘違いだったくせに謝らない義母と夫に幻滅したのです。

 

家を出て駅に向かっていた私は、近所に住む女性に呼び止められました。どうやら義母が騒いでいた声が聞こえたよう。さすがにバツが悪く、気まずそうにしていると、お茶を飲んでいかないかと誘われました。私はそこで衝撃の話を聞いたのです。

 

義母が過干渉だったワケ

「あなたも大変ね」そう話しかけられた私。近所の女性は話を続けます。

 

「実はあなたのお義母さん、後妻なの。元々は別の奥様がいたんだけど、不倫の末やってきたのがお義母さんなのよ! 自分が家庭を壊したことがあったから、息子の嫁であるあなたが不倫しないか心配だったのね〜」

 

なぜ義母があんなにも過干渉で、私のことを監視していたのか、すべてが腑に落ちた私。きっと夫が誰と再婚しても、ずっと監視し続けるのでしょう。自分の罪に一生苦しめられる義母と、義母から逃げられない夫。残念すぎる親子に少し同情したのでした。

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