動物園の一件でモヤモヤを抱えたまま、共通のママ友Yさんの家でランチをすることになったマユさん。その場にはSさんもいましたが、一切手伝わず、座ってSNSを更新するばかり。
マユさんが手土産をYさんに差し出すと、思い出したように「私何も持ってきてないや」と言ったSさん。「マユちゃんとYちゃんには高級なお菓子いつもあげてるもんね!」と続けますが、Sさんが持ってくるのはタダ同然の廃棄品。しかし、Sさんの図々しさはこんなものではなかったようで――?
図々しさを増すママ友
同い年の娘を持つマユさんとYさん。ランチ後、2人で小学生の女の子の話題で盛り上がっていると、スマホをいじってばかりだったSさんが話に割り込んできました。
「うち女の子いないし、そんな話されても入っていけないんだけど」と不機嫌なSさん。さらに「男の子のほうがかわいくない?女の子って口が達者だし生意気だから、私は男の子だけで十分」と続けたのです。
女の子の親でもあるマユさんとYさんは、再び顔色を失います。マユさんはますますSさんと関わりたくない……と思うのでした。
そして、いつものように「来週S太預かってもらえない?」と言い出したSさん。図々しさを増していくSさんにモヤモヤしていたマユさんは断り、Yさんもそれにならいます。
マユさんが「ご両親は無理なの?」と尋ねると、「親に預けると、隣の市まで送っていかないといけないから……」と言ったSさん。送迎が面倒だから近所の私たちに頼んでいるのでは?と疑念を抱いたマユさんなのでした。
隣の市まで送迎をするのは、仕事をしていると確かに大変かもしれません。けれども子どもを預かるということは、命を預かるということであり責任が伴うもの。軽い気持ちで頼まれてしまっては、マユさんたちが断りたくなってしまうのも無理はありません。
せっかくの集まりで、スマホばかりいじっているのは、あまり感じのいいものではありませんよね。さらには話題に入って来たかと思えば、娘のいるママたちに、「女の子より男の子の方がかわいい」だなんて……。Sさんは話題に置いてけぼりになった感じがして、つい言ってしまったのでしょうか。結局、気を悪くしたマユさんたちからS太くんを預かることは拒まれてしまいました。「口は災いの元」と言うように、不用意な発言や行動は自分に返ってくるものなのかもしれません。自分の言動には気を付けたいものですね。
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