私は授乳中に、衝撃を受けたできごとがありました。それは夕飯にサバを食べた翌朝のこと。授乳後に、わが子からサバのにおいがしてきたんです。ママの食べたものが母乳の味に影響するとよく聞きますが本当だと感じました。今回は、そんな私の授乳中のエピソードをお伝えします。
夕飯にサバを食べると決まって……!?
よく「ママの食べたものが母乳の味に影響する」と聞きますが、実際に母乳の味を確認したこともなく、実感がありませんでした。ところが夕飯にサバを食べた翌朝、衝撃を受けることに。授乳を終えてゲップをさせようとわが子を抱っこをしたときのことです。
何やらわが子の口からサバのにおいがプ~ンと漂ってきたんです。最初はまさかと思いましたが、別の日にサバを食べても同じようにわが子からサバのにおいがしてきます。
母乳の味はママが食べたもので変わる?
私が食べたサバが母乳に影響していることを実感し、すごく衝撃的でした。こんなにも私の食事がダイレクトに伝わるものなんだ!と、身をもって知ることができました。
母乳はママの血液からつくられています。ママが食べたものがそのまま母乳に移行するわけではありませんが、母乳に反映されてもおかしくないと感じました。お酒や薬、カフェインが含まれる飲み物など、授乳中は控えなければならない理由も頷けました。
良質な母乳と質のよくない母乳の違い
衝撃のサバ体験を経てからというもの、母乳の状態を毎日チェックしたことがありました。すると、食べたものによって母乳の状態が毎日違うことに気付きました。焼肉など、脂っぽい食事をしたあとの母乳はドロッとにごっている感じでした。
和食だと、焼肉を食べたときに比べて色が透明で、サラサラしている様子でした。白米や根菜類、脂肪の少ない肉や魚などを中心に食べているときは、いい母乳が出ていると感じましたよ。
授乳中に好きなお菓子や脂っこい食べものを食べたい!と無性に思うことが多々ありました。食べないに越したことはありませんが、私はそんなことはできません。ただ、控えたい食べものは、ほどほどに抑えることは意識しましたよ。(TEXT:ママライター田中由惟)