大声で「トイレ終わりましたかー!!」と叫ぶと、呼びかけに気づいた女の子の父親は、電話をしながら口パクで「あと少しお願い」と言っている様子。
しびれを切らしたシズカさんが、子どもたちと一緒に突撃しようとしたところ、さっきまで仲良く遊んでいたはずの2人がおもちゃの取り合いを始めていました。
そして、ソラくんが手を放した拍子に、女の子は後ろに尻もちをついてしまい、服が汚れてしまったと泣きながら、「パパーーーっ」と叫んだのです。
さっきまでのんきに電話していた父親が慌てて駆けつけ、シズカさんのほうをチラッと見て舌打ちをし、強い口調で女の子に何が起こったのかを問いただし始めました。
すると女の子は、「あの子が……悪いんだもん」とソラくんを指さして……。
うちの子を悪者扱いする親子
女の子は「押されたんだよな?」という父親からの質問にうなずいてしまいました。
実際は、ソラくんが意地悪をして押したり突き飛ばしたりしたわけではなく、取り合いをしていたおもちゃから手を離しただけ。しかもそのおもちゃはソラくんのおもちゃです。
しかし、シズカさんが説明をしようとしても、女の子の父親は聞き入れてくれないのでした。
子どもから話を聞き出したいとき、きつく問い詰めるようなことをすると、誘導尋問のようになってしまい、恐怖が勝って事実と異なる発言をしてしまう可能性も……。わが子がケガをしたかもしれないと焦る気持ちもわかりますが、状況を正しく把握するためにも、まずはケガの有無や痛いところがないかを聞いてから、ゆっくりと落ち着いて事実確認をすることが大切ですね。