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「生理だと思ったよ」なぜ!?彼が敏感に生理のタイミングを察知するワケは

私は学生時代から生理が重めでした。学生時代にお付き合いしていた元カレは生理に理解がなく、気分が悪くて動けない私に「また体調不良?」などと言うような人でしたが、今お付き合いしている彼氏は生理について理解があり、毎月とても助けられています。

「生理だと思ったよ」なぜ!?彼が敏感に生理のタイミングを察知するワケは

 

生理についての理解があった彼

私が今お付き合いしている彼は、付き合い始めたころから、生理や女性の体調の変化について理解がある男性でした。本人に確認したわけではありませんが、お姉さんと妹さんがいることや、女性との交際経験もそれなりにあった影響もあると思います。

 

付き合いたてのころ、私が生理で体調が悪かったときに「普段も症状は重たいの? 僕にはどうしてほしい? 何をしたら少しはラクになるかな?」と聞いてくれ、私は素直に自分の生理について話すことができました。

 

男性から生理についての話題を出すのはハードルの高いことかもしれません。だからこそ、気づかってくれる発言がとてもうれしかったです。人によって生理の症状も違うので、悩んでいる症状やどんな対応をしてほしいかなど、本人に確認するのは大切だと感じました。

 

私の体調の変化に敏感になってくれる

私がPMS(月経前症候群)によるイライラが強く出るタイプだと気づかせてくれたのも彼でした。

 

ある日、「生理がきたよ」と彼に報告すると「そんな気がしていたよ。生理前はいつもイライラしている感じがするけど、しんどくない?」と言ってくれたのです。

 

自分ではあまり生理前のイラつきを感じていませんでしたが、いつも近くで私の様子を見てくれている彼には伝わっていたようで、恥ずかしくて申し訳ない気持ちになりました。「しんどいのはそっちだし、ホルモンの影響だから仕方ないよ。僕は当たり障りなく過ごすから気にしないでね」と言ってくれる彼には頭が上がりません。

 

生理中のやさしい対応

そして私は生理が始まると、数日間は生理痛に悩まされます。ある朝、リビングでソファーに横になって痛みに耐えていた私。先に起きていた彼が「朝ごはんは食べられそう?」と聞いてくれましたが、私はおなかが痛くて食欲がなかったので「いらないよ、ありがとう」と返しました。

 

すると、彼はやさしくタオルケットをかけてくれ、温かいお茶とお菓子をテーブルに用意してくれたのです。さらに別の日には、食欲はあるけれど体はだるくてベッドから出られない私に、彼が温かいうどんを作って寝室まで持ってきてくれました。

 

このように、「しんどいときには無理しなくていいんだよ」と甘やかしてくれる彼に、毎月癒されています。生理が終わったら恩返しの気持ちで、彼においしいごはんをたくさん作るようにしています。

 

 

男性にとって「女性の生理の悩み」は、なかなか理解しづらいものかもしれません。しかし、体調について話を聞いてくれたり、調べて勉強してくれたりする姿勢は大変ありがたいものです。実際に彼が私のつらさを理解しよう、労わろうとしてくれる気持ちには、日々とても救われています。私自身も、もし今後に生理痛がひどくなるようなら婦人科を受診し、自分の体を大切にしたいです。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者/木村 馨
イラスト/ののぱ
監修/助産師 松田玲子

 

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