記事サムネイル画像

「誰のおかげで生活できるんだ!」二言目には俺の金と言い出す夫→現実を教えてあげたところ…

自宅介護していた義母が施設に入って、ようやく少し肩の荷が下りました。しかし夫はひとりでは何もできず……。私はこれまでと同様、忙しい日々を送っています。

義母の介護がなくなり、すこしは自分の時間ができるかと思ったのですが……、夫は私の家事に以前より文句を言うようになりました。

介護のことを理解しない夫は、働いている自分のほうが大変だと思っているようで……。

 

自分のことしか考えない俺様夫

施設に入った義母。夫は週に1度の母親との面会日にも顔を出しません。私は慌ただしく出かける準備をしながら夫の昼ごはんを用意し、それから面会に出かけるのです。ですが、夫は温かいごはんを食べたいと、早く帰ってくるように言うのです。

 

ある日、施設に着いたばかりのタイミングで夫から「帰ってこい」と連絡が。介護担当者との面談もあったため、本当に無理だったのですが……。「俺が一番なのだから帰ってこい」と無茶を言い出す始末。何もわかろうとしてくれない夫に、私の我慢も限界になってきました。

 

夫が知らない間に着々と…

それから私は、最低限の家事しかしないことにしました。夫は私を無視していましたが、自分は動こうとしません。私が何もしないでいると、彼の気に障ったようです。
「俺が食わせてやってるのに偉そうにすんな」
「生意気言うなら出ていけ」

と、暴言を吐かれました。しかし、出ていくのは私ではなく……。

「出ていくのはあんただよ」
 

じつはこの家、私の名義に変更されているんです。介護する私のことを娘のように思ってくれただけでなく、何もしない息子の態度があんまりだと呆れ……、生前贈与として譲ってくれたのです。

 

夫は不倫をしていた時期もあり、結婚してからのいろんなことが思い出されました。そして、今回迷わず離婚を切り出したのです。窮地に追いやられた夫ですが、家が自分のものになっても稼ぎがなければ困るだろう、俺がいないとだめだろうと詰め寄ってきました。

 

夫は知りませんが、私は介護の資格試験の勉強をして資格を取得済み。正社員として雇ってもらえる先も決まったので心配無用です。

 

今さら謝られても…心は揺るがず

夫はいつまでも離婚を了承せず、弁護士を立て調停することにしました。この状況になって今までのことを謝罪する気持ちになったようですが、今さら感が否めません。

 

それでも自分は家族のために頑張ってきたと自負し、離婚を拒否する夫。不倫をし、妻に手渡す生活費は暮らすのにギリギリの金額。やりくりして一生懸命作った食事には文句を言うし、子どもたちの欲しいものを買えないときもありました。

 

私は実家の両親にお金を借りたり、独身時代の貯金を取り崩したりしていましたが、夫はそういうことにまったく気づいていません。彼と一緒にいたいと思う人間は家族のなかにおらず、義母も息子との面会を拒否しています。

 

義母が寝たきりになって5年。義母はいつも「ありがとう」と言ってくれて、本当の親子のような関係が続いています。晴れて独身に戻った今、人生を楽しみたいと思います!

 

◇ ◇ ◇

 

妻がいないと何もできないのであれば、本来なら感謝してほしいですよね。思いやりを忘れて生活してきた結果、取り返しのつかないことに……なんてことがないようにしたいですね。

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

    読者からの体験談をお届けします。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    エンタメの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む