目が合った子どもの母親らしき人が…
状況がわからないものの気になったので、目をこらしながらエスカレーターを登って行くと、今にも転びそうによちよちと歩く子どもが……!
「転がり落ちてきそう!!」という恐怖をおぼえ、思わず駆け上がり急いで子どもを抱っこ!
辺りを見回しても親らしき人は見当たらず、エスカレーター付近の洋服屋さんにいる、夫婦と目が合ったと思ったその瞬間!
女性がこちらを睨みながら先ほど救出した子の名前を呼び、抱っこしていたその子を取り返すように抱っこしてきて……「何なんですか?!」と私に言い放ったのです。
女性は子どもの母親だったので状況を説明しましたが、「目を離した隙に歩いて行ったんだろう」と言うだけで、お礼もなく去っていきました。その態度には同じ親として信じられない気持ちになりましたが、何もなくてよかった、と思い直しその場を後にしました。小さい子どもにとってはたくさんの危険があると再確認させられるヒヤリとした出来事でした。
著者:すずきはまこ/30代女性・主婦。4児の母。現在子育てに奮闘中。子育てに関する体験談などを中心に執筆中。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています