干ししいたけは生よりもビタミンDが豊富
しいたけは不溶性食物繊維が豊富で100gあたり25kcalとヘルシーな食材です。生しいたけと天日干しのしいたけの栄養素を比べると、大きく変わるのはビタミンDの含有量。なんと約9倍も干ししいたけのほうが高くなるんです。
これは日に当たるとしいたけに含まれるエルゴステロールがビタミンDに変化するため。ビタミンDにはカルシウムの吸収を促進し、骨を丈夫にする働きがあるので、乳製品や小魚などと一緒に食べるのがおすすめ。
さらに、生のしいたけを乾燥させる過程で生まれるうまみ成分のグアニル酸は、きのこ類の中でも干ししいたけに一番多いとのこと。おいしくて低カロリーで骨も丈夫になる! 積極的にとり入れたいですね。
業務スーパーの干ししいたけが便利!
業務スーパーマニアの私が普段愛用しているのがこちら、「乾椎茸スライス」(購入時:289円)です。100g入りで原材料はしいたけのみ。大手スーパーのプライベートブランド商品の安いところでも乾燥スライス椎茸は20g192円、100gに換算すると960円にもなります。他店と比べると驚くほど安く、コスパ抜群なのも大きな魅力の1つ。
スライスタイプのほかに、ホールタイプの干ししいたけもありますが、私はカットの手間が省けるスライスを愛用しています。用途によって使い分けをしても良いと思います。
急いで戻すなら砂糖少々を加えた水に漬けてレンチン
干ししいたけを戻す方法はパッケージ裏に記載があります。干ししいたけが浸るくらいの水に漬けて冷蔵庫でひと晩かけてじっくり戻しますが、急いでいる場合は、「水に砂糖を少量加え、ラップをして電子レンジで3~5分程度加熱する」との表記が。時短で戻すことができるのはうれしいですね。
そして干ししいたけの戻し汁は、うまみの宝庫! 捨てるのはもったいない! 煮物やそばつゆ、そのほかいろいろな料理においしく活用できますよ。
次章では干ししいたけを使った料理を紹介します。
干ししいたけの絶品アレンジ
中華スープ
まずは戻し汁もたっぷり活用した中華スープ。干ししいたけと戻し汁、カットした野菜を入れて火にかけて、中華スープの素で味つけして完成。しいたけのうまみの濃い、簡単なのにとってもおいしいスープです。
やみつき肉そぼろ
わが家で好評なのが、干ししいたけとねぎを入れた肉そぼろ。ひき肉と細かくカットした干ししいたけ、ねぎを入れて炒め、戻し汁と醤油、酒、砂糖で炒め煮した肉そぼろはご飯や冷奴にかけてもおいしい一品。
お米が進みすぎてしまうおいしさなので、ダイエット中なら米化したオートミールにかけて食べるのがおすすめです。
炊き込みご飯
続いても、戻し汁をたっぷり活用したメニュー。研いだお米に戻し汁、酒・醤油を加えます。戻し汁が足りない場合は水を目盛りまで追加してください。そこに干ししいたけとごぼう、炒めた牛肉をのせて炊飯。
お米一粒一粒にうまみが染み込んだとっても味わい深い炊き込みご飯の完成です!
まとめ
しいたけは具材として、戻し汁はだしとして、いろいろ活用できる干ししいたけ。コスパを考えると業務スーパーで入手するのがおすすめです。節約、ダイエット、栄養補給にと良いこと尽くめ。毎日の食卓にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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