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「ストレートに言うと…」婚活中の私が、結婚相談員から告げられた「現実」

物も人間関係も「もったいなくて」なかなか切り捨てられない私。これは婚活中にも発動してしまいました。そんなとき結婚相談員の方からある指摘をされて……!?

「ストレートに言うと…」婚活中の私が、結婚相談員から告げられた「現実」

 

「もったいない」が口癖の私

昔から「もったいない」が口癖だった私は、ボロボロになった服や小物を「まだ使えるから取っておこう」と言ってなかなか捨てることができずにいました。

 

そしてそれは人間関係でも同じで、自分と相性が悪い人や恋人とも距離を置くのが苦手で、なかなか切り捨てられずに悩むことも。

 

「そんな人とは距離を置いたほうがいいよ」「もう関係修復は無理だよ。別れなよ」と周囲に言われても「う〜ん……でもまだ仲良くできるかもしれないし……」とウジウジしていることが多かったです。

 

婚活中に悪い癖が発動

そして、大事なパートナーを決める婚活中でもこの癖が発動してしまいます。

 

あるとき出会った彼は、私のことを好いてくれているのが明白でした。一方、私は「あまり好きじゃないなぁ……」と思っていたのですが「せっかく私を好きになってくれた男性に出会えたのに、もったいない!」「また別の人と婚活をやり直すのが面倒くさい!」と思い、動けずにいて……。

 

私との結婚を希望してくれている男性をお断りできない状態になっていました。

 

相談員さんのひと言で目を覚ます!

そこで、私は結婚相談所の相談員・Aさんに、このことを赤裸々に告白しました。すると、Aさんは「なるほど……そうだったのですね」と静かに頷き、次にこう言い放ちました。

 

「ストレートに言ってしまうと、あなたの気持ちを聞く限り、その方と結婚するのは難しいと思います。悩んでいる時間は、あなたにとっても彼にとってももったいないです!」と。

 

私はハッと目が覚めたような気がしました。Aさんの言葉に後押しされた私は、彼に自分の気持ちを伝えて、交際を終了することにしました。

 

 

婚活中「せっかく私を好きになってくれた男性に出会えたのに、もったいない!」という理由で、結婚を考えられない彼との交際をことがやめることができずにいた私。今思い返すと、相手の時間も無駄にしてしまい、本当に申し訳ないことをしたと思っています。思い悩む時間を切り捨てることも大切なんだな、と学びました。

 

著者/ココロナナコ
イラスト/sawawa

 

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