※子宮筋腫とは…良性の腫瘍であり、発生場所は子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)とさまざまです。1つだけでなく複数できることも。主な症状は過多月経、生理痛、腰痛、頻尿、貧血など。超音波検査やMRIで診断可能で、治療法には薬物療法や手術療法があります。
大学病院で改めて診てもらうと…
近所の婦人科で超音波検査を受け、医師から「多発性粘膜下子宮筋腫」と診断されたカンノさん。閉経まで薬を飲み続けて月経を止めるか、手術で子宮を全摘出するかで悩んだ結果、子宮全摘をすることを決意し、紹介先の大学病院に予約を取りました。しかしそんなある日、就寝中に大量出血を起こしてしまい……。
恐怖の大量出血から数日後、カンノさんは紹介状を片手に大学病院を訪れます。迎えてくれたのは若い女性の医師でした。先日の生理時の大量出血とそれに伴うめまいや吐き気の症状を伝えたところ、医師はそのつらさを理解してくれ、手術をおこなう方向ですぐに話がまとまったそうです。
そして、手術を受けるために改めて内診(超音波検査)や血液検査、尿検査を受けることになったのですが……超音波検査のあとに医師から驚きの宣告が。なんと、筋腫が「たくさんある」と言うのです!
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最初に訪れた婦人科では「確認できた子宮筋腫は大小合わせて4つほど」と言われたので、まさかそれ以上に筋腫があるだなんて驚きですし、病気に対する不安もより大きくなってしまいますよね。後日に受けるMRIで筋腫の数がはっきりするとのことですが、いったい、いくつの筋腫が見つかるのでしょうか……。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
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