わが家は夫が単身赴任をしているため、母子家庭のような状態です。そのため、子どもが体調を崩した際、急に会社を早退する必要が出てきたりと、とても大変でした。そんなときに助けられた、自治体のファミリーサポートについてご紹介します。
ファミリーサポートってなに?
ファミリーサポートとは、市役所など、各自治体で事前登録をすることにより、育児のサポートをお願いしたいときに利用できるサービスです。サポートをしてくれる方自身も、各自治体に自ら登録を行っています。
わが家は問題なく利用することができましたが、自治体によっては人員不足などの理由により、すぐに利用できない場合もあるそうです。事前にサポート者との面談を行い、担当者が決定。その方の時間が合わない場合は、ほかのサポート者が対応してくれました。
どんなことをしてくれるの?
わが家では、緊急時の保育園の送り迎えや一時的に子どもを預かってほしいときなどに、ファミリーサポートを利用しました。最初は、サポート者と一緒に保育園に行き、場所の確認や保育園の先生との顔合わせを行う必要がありましたが、その後は安心してお願いすることができましたよ。
子どもが園で体調を崩したときは、迎えに行ってくれたサポート者にそのまま預かってもらい、退社後にお迎えという形で利用。とくにトラブルは起きず、利用してよかったと思っています。
ファミリーサポートの費用はどれくらい?
気になるのは費用面だと思いますが、自治体によって違いがあるとはいえ、基本的に高額ではない場合が多いようです。私の地元の自治体は、1時間1,000円程度の金額設定がされていました。
おやつなどが必要な場合は、自分で準備したため、とくに費用がかかりませんでしたが、おやつ代を300円程度支払っているママさんもいました。そのほかにかかる費用としては、交通費、おむつ代などがあります。短い時間、預かってもらう場合は、比較的リーズナブルだと思います。
ファミリーサポートは自治体が管理しているため、サポートしてくださる方も親切な方が多い印象を受けました。上手に活用できるよう、まずは最寄りの自治体に相談されてみてはいかがでしょうか。(TEXT:ママライター石原みどり)