父の不調に嫌な予感
私は独身でフルタイム勤務をしながら、両親と3人暮らしをしていました。父の体調の変化を見て、とても嫌な予感がした私。父に病院へ行くよう促しました。
しかし父は、おしりを診てもらうことになること、また病院自体も行ったことがほぼないため抵抗し続けましたが、無理やり連れ出して診てもらった結果、大腸がん(直腸がん)ステージ4の進行がんでした。
入退院を繰り返す父
その後、父は初めての手術でがんを切除し、人工肛門(ストーマ)をつけました。がんは切除しきれなかった部分もあったので、それ以降は手術のため入退院を繰り返しながら、自宅でも介護が始まりました。
壮絶な闘病を経て
亡くなる2カ月前には自宅での介護が難しい段階になったため病院に入院し、私が面会に行っていました。父本人もとてもつらい年月だったと思います。病院嫌いで怖がりにもかかわらず、何度も入退院しながら手術をし、とても頑張った2年間でした。
最期は病院でみとりましたが、本人もこれで痛みなどから解放されてよかったのではないかと思いました。
まとめ
親が大病になること、介護すること、亡くなること……これらを経験して言葉にできないほど大変な毎日で、フルタイム勤務している人や面倒を見る人がいない家庭だと、介護などは本当に過酷であり、もっと行政の手助けが必要だと強く感じる部分も。精一杯どれだけやり切っても、「ああしてあげればよかった」など、後悔はどうしても残るものだということも感じました。(40代女性)
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