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「パパは悪魔だね!」家事に非協力的な夫に変化をもたらした息子のひと言とは

もともと夫は家事に非協力的で、私はどんなに忙しい日でもひとりで家事をしていました。ある休日の朝、体の不調を感じつつもいつものようにひとりで家事をこなす私。体調が悪いことをつぶやきながら家事をするも、夫は知らないふりをする始末です。すると、その夫の姿を見ていた息子が、夫に衝撃のひと言を放ったのです。

 

子育てをする中で大切にしていたこと

「パパは悪魔だね!」家事に非協力的な夫に変化をもたらした息子のひと言とは

 

 

「パパは悪魔だね!」家事に非協力的な夫に変化をもたらした息子のひと言とは

 

わが家は、夫と子ども2人の4人家族。子どもが生まれてすぐ夫と教育方針について話し合いました。私は幼いころ、両親に勉強や習い事などを強制されることもなく、のびのびと育ててもらっていました。そのため、子どもたちも私と同じように育てていきたいということを夫に告げると、夫も同じ考え方だったのです。

 

加えて、夫は「でも、人に言われて嫌なことは言わないことと人にされて嫌なことはしないこと、この2点だけは教えていくべきだと思う」と言いました。それからその2点だけは、夫とともにしっかり子どもたちに伝え続けていくことに。

 

当時6歳であった息子は、もともと曲がったことが大きらいな性格だったこともあり、その言葉を忠実に守って成長してくれました。

 

 

家事に非協力的な夫

私と夫は共働きのため、家族4人がそろう日はなかなかありません。その日は、たまたま私も夫も仕事が休みだったので、久しぶりに家族4人で過ごす休日でした。私は午後から家族でゆっくりしたいという思いで、早朝からたまっている家事に追われていました。

 

当時の夫は家事に一切手をつけることはありません。たとえ、私がどんな状態であっても、夫が家事を手伝ってくれることはなかったので、私もその状況に慣れてしまっていたようです。夫はゲームを、子どもたちはおもちゃで遊んで過ごしていました。私は片頭痛を患っており、天気が悪いと症状が強く出てしまいます。その日の朝はどんよりとした天気であったためか、起床時「少し頭が痛いな……」と感じながらも、いつものようにひとりで黙々と家事をこなしていました。

 

「早く家事を終わらせよう!」と必死で動いていましたが、時間がたつにつれ私の頭痛はひどくなる一方。しかし、家事を途中で投げ出したくなかった私は、薬を飲んで家事を続けることに。いつもなら薬を飲んで30分もすればすっと症状が軽くなるのですが、この日はしばらく経ってもなかなか薬が効きません。でも、「この家事は今やっておかないと!」と思い、「頭が痛い」とつぶやきながら、黙々と残りの家事を片付けようとします。

 

一瞬、夫が私のほうをちらっと見たように見えました。「私の体がきつそうだから手伝おうとしてくれているのかな……」と思いましたが、その後も夫は何事もなかったかのようにまたゲームを再開。私は、夫への期待が外れてがっかりしながらも、「早く家事を終わらせてゆっくりするぞ」という思いで家事を続けました。

 

息子が夫に衝撃のひと言

私が家事をしている間、妹の面倒を見ながら「ママ大丈夫?」と何度も私に声をかけに来てくれる息子。そのたびに「大丈夫だよ! でも、これが終わったら少しママにお休みの時間をちょうだいね」と息子に伝えました。「うん!」と返事をした息子は、妹のもとへと戻っていきました。

 

それからしばらくたち、ふと子どもたちのほうを振り返ると、息子が離れた場所から何か言いたそうな表情をしながら、ずっと夫の姿を黙って見ていたのです。そして、息子は夫に近づいていきました。するとゲームをしている夫の背後から息子が「パパ!」と強い口調で放つと、それに気付いた夫が息子のほうを振り向きます。

 

その瞬間、息子が「パパは悪魔だね! ママがつらそうにしているのにどうして代わってあげないの?」と夫に言ったのです。続けて、「僕には人にされて嫌なことはしないって言っているのに、パパはやってもいいの?」と夫に言いました。

 

普段から温厚な息子は、家族や友人などに強く言葉を言い放つことはあまりありません。そのため夫は、息子の発言にびっくりしたような表情をしていました。そして、夫は「そうだよね。ママがつらそうにしていたのに代わってあげなかったパパは本当に悪魔みたいだよね」と息子に告げました。夫は、「ママきついのに代わってあげなくてごめん。ゆっくりしていて」と私に言うと、残りの家事を片付けてくれました。

 

それから、私が布団に横になったことを見計らったかのように近寄ってくる息子。私は夫に聞こえないように小さな声で「ありがとう。ヒーローみたいにかっこよかったよ」と息子に伝えました。すると息子は、満面の笑顔で私にピースサインをするのでした。

 

まとめ

今までは私が手伝ってほしいことを伝えないと、家事に協力してくれなかった夫。ところが、息子の言葉によって夫の心境に変化があったのか、夫は以前よりも家事に協力的になったのです。私はこの出来事を通して、子どもはしっかり親の背中を見て育っているものだと痛感しました。

 

子どもに教えていることを親ができていなければ、子どもが反論したくなるのも当然です。私も、夫のようにならないように自分の言動に責任を持ち、子どもにとって模範となれる親でいようと再認識させられました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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著者:akaringo

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      息子さん、すごい!
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      息子くんナイス!!
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      なんて素敵な息子さん😭🩷言われたことをしっかり理解してるだけじゃなくてパパにも教えてくれるなんて😂

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