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「お母さんが働いたお金を…」なくした学用品を買い直し…申し訳なさに涙が溢れてきて!? #ぼくの教科書がありません 19

「ぼくの教科書がありません」第19話。小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。

さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! 「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めたイチくんでしたが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。

しかしその後、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となる出来事が。なんと、学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまでなくなってしまったのです。

イチくんは友だちのゴウくんとサンちゃんに状況を話し、勇気を出して先生にも相談しました。その後、クラスのみんなもイチくんの教科書や学用品を探すことを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つかりません。

 

帰宅後、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えたイチくん。節約しているお母さんにもう一度、教科書や学用品を買ってもらうことを心苦しく感じていました。

 

怒られるだろうと思い謝るイチくんでしたが、お母さんは「なくした物なんてね、新しく買いそろえたらいいんだよ。今まで我慢してたんでしょう、よく頑張ったね」と目に涙をためて、やさしく言ってくれたのでした。

 

お母さんはその話を聞いてからすぐに……。
 

ぼくは、諦めたくない!

#ぼくの教科書がありません 19

 

#ぼくの教科書がありません 19

 

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#ぼくの教科書がありません 19

 

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#ぼくの教科書がありません 19

 

#ぼくの教科書がありません 19

 

学校では犯人探しがおこなわれるわけではなく、「見つけたら教えて」という平和な流れになり、またいつもの日常が始まりました。


そして、お母さんはすぐに新品の学用品をそろえてくれたのです。

問題は解決したかのように見えますが、イチくんの心は複雑でした。学用品がそろってホッとした気持ちと、お母さんに対する申し訳ない気持ちで胸がいっぱいになり、「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えたのでした。

 

 

友だち、学校の先生、お母さんに自分の状況を打ち明け、わかってもらったことで、イチくんの心は強くなっているようですね。今までは不安な気持ちでいっぱいだったイチくんも、少しずつ前を向き始めたようです。

 

>>次の話

 

 

 

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      いい子やなあ…こんないい子をイジメてるやつはどこのどいつだー!
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      素敵な親子( ; ; )新しい物を買ってもらったとは言え、思い入れのあるものたち。見つかるといいな..
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      お母さん息子想いのいい人。だからこそ迷惑かけたくないんでしょうね。

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター愛すべき宇宙人

    中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。

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