みなさんのパートナーは、育児に積極的ですか?それとも自分ひとりの時間を大切にするタイプですか?私の夫は「ひとり」が大好きです。夫の行動にウンザリすることもありましたが、最近では男女の心理の違いを理解するように。今回は、そんなわが家のエピソードをお伝えします。
休日は決まってゲームで夜更かしする夫
夫は休前日になると決まってゲームで夜更かしをします。遅いときは朝5時ごろまで起きていることも。子どもたちの起床時間は、朝6時台です。生活が真逆になってしまいます。休日こそ子どもたちと遊んでほしいのが私の願い。
子持ちとは思えない夫の行動に嫌気がさしていました。夫を朝9時に起こすものの、睡眠不足でお昼寝をする始末です。家族で過ごす時間が削られ、子どもたちも夫に不満を抱くように。
夫に求めすぎていた自分に気付く
この状況を脱するべく行ったのは、「予定をつくること」です。公園やランチ、遠出など、遊ぶ予定を立てると案外きちんと参加してくれました。そんな夫の姿を見て思いました。遊ぶときは遊んでくれるのならいいか、ということです。
これくらい大きな器でいないと、これから夫婦はうまくやっていけません。世の中のイクメンが羨ましいと感じ、夫に求めていた自分がいたことに気付きました。人はみな違って当たり前ですよね。
男性は「自由」を愛する生き物である
夫と出会って約15年が経過しました。恋人から夫婦へ。立場や環境が変わるたび互いの価値観の違いに出会うことがあります。もちろん互いの考えをぶつけあうことも必要ですが、どこかで相手を「理解する」気持ちが大切だと思うんです。
男女は考え方や行動、心理も違います。夫のひとり好きという心理は、女性がストレス発散に友人に話を聞いてもらうのと同じ。今では夫のひとり時間も尊重してあるべきだと感じています。
男性は人に縛られることを好まず、自由を愛する傾向があるといわれています。そして女性にとって理解しがたいと思うことが、男性にも言えること。お互いさまなんだと思います。許容範囲を広げることも、良好な夫婦関係を続けていくコツだと感じています。(TEXT:ママライター田中由惟)