帰宅した夫は…
その日も、吐き気がひどくつらい1日を過ごしていました。すると仕事から帰ってきた夫は、私の体調が良くないことを知っていながら「ごはんの支度ゆっくりでいいよ」と言ってきました。
そして、ソファーに大の字で寝転がり、私が支度をするのを待ち始めたのです! 私は呆れ返りながらも、仕方なく夕飯を用意しました。翌日、私は体調が悪化し、その後約2カ月入院。夫は、私の主治医から無理をさせたのではないかと叱られ、反省していました。
私は退院後、体調が完全に回復するまで長女と実家で過ごしました。夫は私の両親と顔を合わせるのが気まずかった様子。結局、夫は数カ月ひとりで家事をするしかなくなり、大変さを痛感したようです。それからというもの、夫は家事や育児を積極的に頑張ってくれるようになりました。
作画/まげよ
著者:田中優子
3歳と0歳の子どもを育てる母。医療機関で看護師として勤務しているが現在育休中。