シングルマザーになった私は、娘を養うために複数の仕事を掛け持ちしながら、がむしゃらに働いています。
思わぬ形でカフェの店長に!?
掛け持ちしている仕事の1つがカフェの店員。親切なオーナー店長のもと、楽しく働いていたのですが、店長が高齢のため私に店長を任せたいと言ってきてくれたのです。
カフェの店長になることが長年の私の夢だったので、思わぬ形で夢がかなったことに驚きつつ、さらに気を引き締めて頑張っていました。5歳の娘も机を拭くのを手伝ってくれ、大助かりです。
そんなある日、金髪の男性がお店にやって来ました。
金髪のお客さんに絡まれて
その人は「俺のこと、覚えてる?」と、どうやら私のことを知っている様子。じっくり顔を見てみると、幼馴染だったのです。昔は爽やかなイケメンだったのに、今では金髪の遊んでいる雰囲気の大人になっていました。
「今離婚してフリーなんでしょ? 俺と付き合ってよ」と営業時間中に急に告白されました。からかわれたと思った私は、「冗談やめてよ、忙しいんだから! 私は娘のことを第一に考えているし、軽そうな人は無理」と毅然とした態度で断りました。
彼の熱意に押されて
彼はそのまま何も言わずに帰りました。それから数週間後、彼はまたお店にやって来て「俺、上場企業に就職が決まったんだ。髪も染めた。俺、本気だから。気持ちがこっちに向くまで頑張るから」と言ってきたのです。そして「仕事の邪魔をしてごめん」と言って帰っていきました。
それからしばらく、彼がお店に現れることはありませんでした。私はモヤモヤした気持ちのまま、時間が過ぎていきました。
心を入れ替えた金髪男
数カ月が経ったある日、ようやく彼が現れました。ちょうどお店を閉める時間だったので、娘と3人でじっくり話すことに。
「俺、就職して給料が入るようになってから、きちんとしたマンションに引っ越して、自炊も始めて、ちゃんとした生活始めたんだ」とこれまでのことを話してくれました。どうやら私と再会してから、心を入れ替えて頑張っている様子。
「こんな俺だけど、付き合ってくれないかな」と、また気持ちを伝えてくれました。私はそんな彼の誠実な態度に心を惹かれ、「こちらこそ、よろしくお願いします!」とお付き合いを始めることに。
娘の入学式に『父親』として参加
彼は、娘のことを第一に考えてくれる人で、3人でとても楽しい時間を過ごすようになりました。そして娘の入学式が近づいてきたある日、彼が「娘の父親として、入学式に参加したい」とプロポーズをしてくれたのです。
共に力を合わせれば、どんなことでも乗り越えられそうな気がした私は、もちろん受け入れることに。そして、小学校の入学式には夫婦揃って参加しました。
人は見た目だけではないものの、私のために見た目だけでなく生活まで変えてくれる人に巡り合えて幸せです。これからは家族3人で楽しい時間や思い出をたくさん作っていくつもりです。
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