「シンママだから嫌がられたってこと……?」とショックを受けますが、離婚をして子どもと3人で生活すると決心していたおかめさんは、諦めずに峰田さんにメッセージを送っていました。
その後、なんとか内見の約束を取り付けるも、峰田さんからのメッセージは、簡素で丁寧とは言い難いもの。そこで、不動産屋の口コミを確認してみると、峰田さんに対する不満の声や「シングルマザーだと伝えると、内見すらさせてもらえなかった」などの書き込みがあったのです。
口コミを見て諦めがついたおかめさん。仲介料の安さに魅力に感じていた不動産屋だっため、峰田さんとの内見をキャンセルし、同じ会社の違う店舗に問い合わせをすることにしましたが……。
崖っぷち家探しに希望の光…!?
峰田さんの不誠実な対応を経験し、不動産屋への問い合わせをちゅうちょしてしまうおかめさん。
「またシンママお断りだったらどうするよ~」
「いや、でも隠して探すことはできないし、シンママであることに悩んでいても仕方ないのよっ!」
もし、ダメでもまた探せばいいと前向きに考え、違う店舗に内見希望のメッセージを送りました。
次の日、家事の合間にスマホを確認すると、問い合わせ先の不動産屋からメッセージが届きていることに気づきます。
「どうしよ……悪い方向にばかり考えちゃうな……。峰田のせいだわっ……絶対許さねぇ……」
恐る恐るメッセージを確認するおかめさん。
するとそこには、峰田さんの対応とはまるで違う丁寧なメッセージが書かれていました。
追加で物件を提案してくれること、来店時に子どもも歓迎であること。思いもよらなかったメッセージの内容に、思わず「……まじか……」と言葉がもれます。
おかめさんの不安を打ち消し、家探しが動き出したのでした。
シンママであることを理由に冷遇されてしまったおかめさんですが、安心できる不動産屋に巡り合うことができて、本当によかったですね。
嫌な思いをしながらも、「子どもと3人で新生活を始めるため!」と、前向きに家探しを進めたおかめさん。無事、家を決めることができたのでしょうか……? おかめさんがお子さんとともに、楽しく生活していることを願うばかりです。