イツくんが小学校へ入学する前のこと。ももさんは、発達障害の検査を受けたいとパパに相談しました。しかし、パパは検査を受けることを全否定。
入学の時期が近くなり、ももさんがもう一度発達障害の検査について話し合おうとすると、パパは明らかに嫌そうな顔をしてーー。
発達障害の検査を受けさせたいママと対立するパパが口論に…!
ももさんからどんなに説得されても、検査を受けることを否定するパパ。さらにパパは自分のほうがイツくんのことを理解し、考えていると発言したうえ、「もうちょっと考えて行動してあげたらいいのに」と、ももさんを責め始めました。
これにはももさんも黙っていません。イツくんが生まれてからほとんどの時間を一緒に過ごし、しんどいことにもすべて向き合ってきたももさんは、軽々しく自分のほうがイツくんのことを考えていると言うパパに「ばかにするな!」と怒鳴るのでした。
パパが言うように、発達障害が認定されることで、生きづらさを感じることがないとは言い切れません。しかし、イツくんと長い時間共に過ごしてきたももさんは、それもすべて考慮したうえで検査を受けたほうが良いと判断するに至ったのです。イツくんには自分の知らない面がある、とパパが想像できたらこんな口論にはならなかったかもしれませんね。
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監修/助産師 松田玲子