ゆきえが異常なほど「女の子」に強いこだわりがあると気づいたようへい。
「何が何でもみつきを女の子にしたいの!」と言うゆきえに、ようへいは「それを虐待だ」と伝え、ゆきえに離婚を言い渡しました。
なぜみつきの気持ちを尊重できないのか、自分にとって都合のいいものしか愛せないのか、ゆきえが「みつきのため」と言い行っていたことはゆきえ自身の都合だと厳しく事実を突きつけられ、ゆきえはようやく、みつきを女の子として育てることを諦めたのでした。
男の子でも、わが子だからきっと…
「はかない夢だったなぁ」と残念がるゆきえ。
男の子でも愛するわが子には変わりないと気づいたゆきえは、もう一度やり直そうと決意するのでした。
それから1年後。
ようへいの赴任先に着いて行ったゆきえたち。
みつきは髪を短くして、恐竜と電車が大好きな男の子としてすくすく育っていました。
女の子がほしかった気持ちは消えないものの、みつきをようへいのようにやさしい男性に育てようと決意。
そして、ゆきえのおなかにはもうひとつの命が……。
ゆきえは幸せを感じながら、心の中で「女の子になぁれ」と唱えるのでした。
やっとみつきの性別を受け入れられたゆきえ。どんな性別だろうと、愛するわが子には変わりないのです。
やさしいようへいのおかげで、大切なことに気がつくことができてよかったですね。
これからもようへいと一緒に、楽しく子育てをしてほしいですね。
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