福島への転入手続きのため、役所に来たあおねろさん。きちんとスーツを着て働く人たちを目の当たりにし、無職で居候の自分が惨めになってしまいますが、「気にせず休んで」というおばちゃんからの言葉に救われます。そして、改めて夫の元へは戻りたくないと痛感し……。
その気持ちが何よりうれしい
居候をしているおばちゃんの家からハローワークに着くまでかかった時間は約2時間半。これから何回通うことになるのか……と、あおねろさんは頭を抱えてしまいました。
帰宅後、食卓を囲みながら車がないと不便という話題になると、オサムから「俺が買ってやる」と衝撃的な発言が!
さすがに首を縦に振ることはできないあおねろさんですが、自分のためにお金を使ってもいいと言ってくれる気持ちをうれしく思いました。
翌日、あおねろさんが実家にいたころに親のように親切にしてくれていた近所のおばちゃん・田村さんが会いに来てくれたのですが、唐突に明日泊まりに来ないかと誘われたのでした。
職探しを始めたあおねろさんですが、片道2時間半ほどかけてハローワークに通うことにさすがに不便さを感じてしまいました。
「車を買ってやる!」というオサムの気持ちはありがたいですが、さすがにお願いするわけにはいきません。
しかし、今まで夫の浪費癖に悩まされ、自分の気持ちや楽しみを我慢して赤字の家計と向き合ってきたあおねろさんにとって、オサムの気持ちは計り知れないほどうれしかったでしょうね。