職探しを始めたあおねろさんですが、居候しているおばちゃんの家からハローワークまで徒歩とバスを利用して片道約2時間半もかかり、田舎であることと車がないことの不便さを感じてしまいます。そして、実家暮らしのころに親のように親切にしてくれていた近所のおばさん・花岡さんが会いに来てくれたのですが……。
普通ほど難しいものはない
満月の夜にしか咲かないという月下美人の花が咲きそうだからと、花岡さんから泊まりにおいでと誘われたあおねろさん。翌日、お言葉に甘えてお邪魔することにし、その夜お茶を飲みながら月下美人の開花を堪能しました。
一家団欒とはこういう感じなのかもしれないと思いつつ、今までの人生を振り返るあおねろさん。
ずっと普通の家庭がほしいと望んでたあおねろさんでしたが、幼少期に自分自身が発達グレーゾーンだったこともあり、普通こそ難しいものはないと感じていました。
そして、あおねろさんは母や家族に対して「なんで?」と疑問に思うことばかりで寂しい思いをしてきたのでした。
突然のお誘いでしたが、花岡さんと一緒に月下美人の開花を楽しみ、一家団欒のような時間を過ごし、人のあたたかさを感じていました。
幼少期から母や家族に対して「なんで?」と思うことが多く、普通の家族を求めてきたあおねろさん。しかし、それは結婚生活でも叶うことはありませんでした。
バツイチになる予定の自分には市場価値がないと言うあおねろさんですが、花岡さんの言う通りこれからやり直して、幸せになってほしいですね。