実家暮らしのころに親のように親切にしてくれていた近所のおばさん・田村さんの家に泊まりに行ったあおねろさんは、田村さん夫妻と一緒に満月の夜にだけ見られる月下美人の開花を堪能しました。その時間はとても穏やかで、一家団欒とはこういうものなのかもと感じ……。
家族から愛されたかった
幼少期に発達グレーゾーンだったあおねろさん。もしも生まれた家が違ったら、自分自身に愛情を受ける器があったら、今とは違う人生になっていたんだろうか……と、ひとり物思いにふけっていました。
見て覚えるものという母の教えから、いつもお手本にしてきたのはテレビや本。怒られないようにしたら言葉も発せなくなり、人の顔色をうかがうようになっていました。
家族の役に立とうと思い頑張ってきたけどうまくいかなかった……。
過去を振り返ってネガティブになりながら就寝したあおねろさんは、翌朝の田村家の朝食の品数に驚きつつ、なんとか完食したのでした。
田村さん宅で過ごす時間の中で、自分の家族や夫との間で過ごせなかった一家団欒を感じたあおねろさん。
自分にも別の人生があったのかもしれないと過去を振り返ってネガティブになってしまいました。
しかし、過去のことをいくら嘆いてももう変えることはできません。それよりも、これから先の人生のことを考え、自分の望むように歩めるといいですね。