「実は交際中…」ウソでしょ！？結婚後に夫から明かされた当時の本音とは

28歳になるまで彼氏ができなかった私。理想が高すぎるのが原因だと思ったので、初めてできた彼氏である今の夫には「記念日にロマンチックな演出をしてほしい」といった理想はまったく求めていませんでした。

しかし夫は交際中、私へのプレゼントにお花を添えてくれたり、満開の夜桜の中でプロポーズをしてくれたりと、私が諦めていた夢を言わなくても叶えてくれたのです。さらに、人前に出るのが苦手な私は「結婚式は挙げなくてもいい」と夫に伝えていましたが、「一生の思い出だから」と結婚式を挙げてくれました。

結婚式当日はとても楽しく過ごすことができて「なんて幸せ者なんだろう……」と感動した私。ところが、結婚後しばらくして、夫が当時の本音をポロッと漏らしたのです。「あとになって私の夫はプロポーズをしっかりしてくれなかったとか、結婚式を挙げてくれなかったとか言われるのが面倒だったからやった」と……。（棚田イネ さん）

夫が好意でいろいろなことをやってくれたと思いきや、そこには意外な理由が隠されていたなんて、驚きですよね。このお話を聞くと、夫の『トラブル回避能力』の高さに感心してしまいますが……トラブルを避ける意味では、わざわざ当時の本音を今さら明かさなくてもよかった気がします。前向きに捉えるのであれば、何でも言い合える関係になれた証拠とも言えるのかもしれませんね。

イラスト／わかまつまい子