「怖いから嫌だ!」耳鼻科を拒否する息子
鼻風邪をひいた様子の息子に「新しい耳鼻科へ行こう」と提案するものの、息子は病院へ行くのが嫌そうです……。しかし、病院のホームページや院内のきれいな写真を見せながら説得し、なんとか耳鼻科へ行くOKをもらえました。
後日、息子を連れて耳鼻科を受診。受付の方もにこやかで、とても良い印象です。「先生が怖くなかったらいいな……」そう思いながら診察室に入ると、先生は「はじめまして、息子くん」とあいさつをしてくれました。50代後半ぐらいの体格の良い男の先生でした。体も声も大きく、こわもてな印象に息子は少しびっくりした様子です。先生はこちらの質問にもよく耳を傾けてくれ、とても親身。『見た目がちょっと怖い』と感じた自分はなんて失礼なんだ! と、恥じるほどでした。
診察が終わると、息子が私のバッグから特撮ヒーローの人形を手に取りました。すると先生が「それは□□レンジャーだね! 息子くんも好きなの?」と、興奮気味に聞いてきます。その特撮ヒーローは、1960年代からテレビ放映が始まったもの。先生も子どものころから大好きだそうで、その場はとても盛り上がりました。
以来、その耳鼻科に嫌がらずに通っている息子。先生は診察前後に息子と特撮ヒーローの話をして、場を和ませてくれます。これからもできるだけ息子と事前にホームページで写真をチェックしたり、先生との相性を見たりして、病院選びをしたいと思えた出来事です。
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作画/ひのっしー
著者:内野みお
6歳と3歳のやんちゃ兄弟に翻弄されながら育児に奮闘するママ。子どもに隠れてこっそりスイーツを食べるのが至福の時間。