結婚当初は気持ちに余裕があった…
結婚してすぐのころは、夫も私も夜9時までには帰宅している日がほとんどでした。一緒にお笑い番組を見て、休日にはいろいろなところに出かけてリフレッシュしていたように思います。
それが結婚2年目のある日、夫は人事異動のため、事務系から現場系へとがらっと仕事内容が変わりました。新しい環境に移ってからは勤務時間が明らかに増え、帰宅後もイライラしていることが多くなったのです。
夜中に突然叫びだすようになった夫
そんな夫は、夜寝ているときに変な声を出すようになりました。それもたいてい仕事で疲れているときです。「ふぇぇ~、ふぇぇ~」と震えるような声のときもあれば、「うぉっ! うぉぉおお!」と暴れながら雄叫びを上げることも。そのたびに私はびっくりして起き上がり、夫を起こしてなだめるのがお決まりのパターンです。
あまりにもつらそうで、早くその悪夢を終わらせなくては!と私のほうが慌ててしまいます。そして目を覚ました夫は苦笑いしながら「熊が襲ってきた」とか「家の中にいきなり人が入ってきた」などと言うのです。
以前から考え込みやすい人だとは思っていましたが、仕事が立て込むと決まって怖い夢にうなされるというのは、隣で見ていてとても気の毒です。
時間にゆとりのある新婚生活から一転して仕事中心の生活になった夫。ストレスをため込みやすく、夜中に叫び声を上げられると私も気が気ではありません。残業を減らすことは難しそうですが、少しでもストレスを軽減できるよう、休日には子どもたちも連れてドライブや旅行に出かけて、夫が仕事のことを忘れられる時間を大事にしていきたいなと思います。
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イラスト/ミロチ
著者:おかもとえみ
2歳男児、0歳女児のママ。接客業や事務職、広告制作会社を経て現在は主婦ライター。ずぼらでマイペースな子ども好き。