夫から「明日から出張に行く」と聞かされ…
ある日、突然「明日から3日間出張に行く」と夫に聞かされて驚いた私。
買い物に行く手間を減らそうと、すでに食材を買ってしまっていた私は「3日分の食材買っちゃったよ!」と夫に言いました。すると、夫は「来週は家でゆっくりできないってこの間ちゃんと伝えたじゃん」と言うのです。夫によると、その言葉が出張を示唆していたとのこと。
「そんな曖昧な表現じゃわからないよ!」と私は夫を責めました。その後、夫は謝ってくれましたが、あらかじめ考えていたメニューは無駄に。
それに腹が立ってしまった私は「せっかく買い溜めしたのに!」「出張だとちゃんと伝えてほしかった」と嫌味を連発してしまいました。
私の言葉も伝わっていなかった!?
別の日、その日は子どもが「パパと一緒にごはんを食べる」と言ってとても楽しみにしていました。そこで私は「子どもが待ってるから早く帰ってきてね」と夫にメッセージを送信。
しかし夫は仕事から帰宅しても、スマホを見たりテレビを見たりと食卓につく気配がありません。
そのため、私は夫に「ねぇ、子どもが待ってるんだけど。早くごはん食べようよ」と言いました。すると、夫は「え!まだごはん食べさせてなかったの!?」と驚いた様子。
私は、夫にメッセージの意図が伝わっていなかったことにびっくりしました。
夫から指摘されてしまい…
「待ってるってメッセージを送ったのに、ごはんのことだと思わなかったの? 」と夫に尋ねると「あの書き方じゃ子どもがごはんを食べてないなんて伝わらないよ」と言われました。思い返せば、確かに私はメッセージの中で子どもがごはんを食べていないことを、はっきりと伝えていなかったのです。
そして、夫から「この前、出張に行くって言わなかったって責められたけど、これも一緒だよね?」と言われてしまいました。
夫からの「この前は俺が責められたけど、今回の件と一緒だよね?」という言葉で、以前夫に指摘したこととまったく同じことを、自分がしてしまっていたことに気がつきました。相手が察するだろうと伝えたいことを曖昧にせず、きちんと言葉にすることが大切なのだとわかった体験です。これから、伝えたいことは相手にはっきりと伝えようと思います。
著者/やん子
作画/霜月いく
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