バイトと生理が被った
初めて運送会社の仕分けのバイトに行ったときの話です。あいにく私は生理2日目でした。生理痛がひどいわけではありませんが、2日目ということで経血漏れの不安があり、多い日用のナプキンを使用し、予備のナプキンを準備して行きました。
しかし、いざバイト先に着いたら、自分の手荷物はすべてロッカーに入れて、必要な物は透明バッグに入れ替えなければいけないとのこと。自分の手荷物は自己管理で持ち歩くことができると思っていたため、ナプキンはポーチに入れずそのままの状態で持ってきてしまっていて……。
手荷物は透明バッグに入れるルール
ナプキンが見える状態で透明バッグに入れるのは恥ずかしいと思い、ズボンのポケットに入れて行くことにしました。しかし、そのときにはいていたズボンのポケットが浅く、多い日用のナプキンを入れると不自然な膨らみができてしまいます。私はそれも恥ずかしく思えました……。
どうしようかと困っている間に始業時間が迫っていたので、とりあえず急いでトイレへ行き、新しいナプキンに替えて、結局ナプキンを持たないまま作業場に向かいました。
トイレに行く暇がない!
実際にバイトが始まると、忙しくて休む暇はありません。私以外にも5人程度同じ作業をしているため、私の都合で流れ作業を止めるわけにはいかず、作業に入る前にナプキンを替えてきてよかったと思いました。万が一、経血漏れの感覚があっても、すぐにトイレに行ける環境ではなかったためずっと不安でした。作業が終わってからトイレに行ってナプキンを取り替えようと確認したところ、経血漏れはしていなかったので安心しました。
あの忙しさであれば透明のバッグにナプキンを入れていても途中で交換しに行くことは難しかったかなと思います。これからも生理とバイトが重なるときがあると思うので、トイレに行けない前提で作業開始直前と直後にナプキンを取り替えたり、吸水量の多いタイプのナプキンを使用したりして対策したいと思います。
著者/Sugar111 佐藤幸代
イラスト/Ru
監修/助産師 松田玲子
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