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【離乳食のギモン】赤ちゃんはアイスやかき氷はいつから食べられる?

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田 馨さんが「赤ちゃんはいつからアイスやかき氷を食べられるか」についてお話ししています。真夏でも、離乳食期にアイスやかき氷は控えるのが基本。目安は2歳以降から。3歳ごろからでも問題ないとのことです。

アイスクリームのイメージ

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。毎日暑い日が続きますね。夏に食べたいおやつと言って思い出すものといえば、ひんやり冷たいアイスやかき氷ですよね。ママが食べていると、赤ちゃんも興味を持って食べたそうにするアイスやかき氷ですが、赤ちゃんはいつから食べられるのでしょうか?

 

離乳食期にアイスやかき氷は控える

基本的に離乳食期にアイスやかき氷は控えましょう。食べられる目安は2歳以降。3歳以降でもいいかなと個人的には思っています。

 

アイスやかき氷を控える理由(1)

甘すぎる。アイスには、多くの糖分が含まれています。乳製品のアイスの場合、脂肪分も多くあります。アイスの甘さは知ってしまうと欲しがることが多いのではないかと思います。赤ちゃんにとってその味はまだ知らなくていい味なので、大人だけの楽しみにしましょう。

 

アイスやかき氷を控える理由(2)

冷たすぎる。アイスが甘すぎるなら、かき氷のシロップがかかっていないところならいいんじゃないのかと思いますよね。でも、甘くなくてもやっぱり控えてください。理由はアイスもかき氷も、赤ちゃんにとっては冷たすぎるからです。その冷たい刺激で胃腸を刺激して下痢になることもあります。

 

アイスやかき氷を食べるときの注意点

では、そろそろ食べられるようになってきたときの注意点です。

 

少量だけを心がける

そろそろ食べられるとはいえ、小さな子どもにとってアイス1個分は糖分が多すぎます。1個すべてを与えるのではなく、「ママと分けようね」と言って少量だけを心がけましょう。

 

たまの楽しみにする

アイスなどの冷たく甘いものは、たまの楽しみにしましょう。「土曜日だけ」とか「外出のときだけ」とか、みなさんのおうちルールをつくるといいですね。

 

簡単に作れる冷たいデザート

市販のアイスは甘いので、私は家で子ども用に甘さ控えめの冷たいデザートを作ることがあります。

 

フルーツを凍らせる

バナナ、ぶどう、みかん、ももなど皮をむいたフルーツを凍らせます。自然の甘さがとてもおいしいアイスになります。

 

牛乳を凍らせる

牛乳にほんの少しの砂糖を加えて沸騰させ、容器に入れて凍らせます。フタつきの製氷皿に入れてもいいですね。

 

ミックスジュースを凍らせる

関西では、バナナに牛乳や果物をジューサーに入れてジュースにするミックスジュースがあります。そのミックスジュースを容器に入れて凍らせます。 大きくなれば、一緒に作れるので楽しいですよ。

 

 

どれも簡単に作れて子どもにも安心なひんやりデザートになるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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