新しいことを始めるときや新しい環境に足を踏み入れたとき、誰しも不安になりますよね。お産も同じように思えますが、今度は命がかかわることです。不安の度合いが増して当然だと思います。今回は、私が経験して感じたお産の心配ごとについてお伝えします。
お産を乗り切る体力が自分にあるの?
お産と聞くと、相当な体力を要するイメージがありました。私の初産年齢は30歳。20代前半で出産している人に比べると、赤ちゃんが無事に生まれるまで体力は持つだろうか……と、正直心配でした。
でも実際に経験して思ったのが、お産は力任せではなかったということです。むしろ、どれだけ力を抜いてお産に臨めるかがカギを握ると感じました。
パニックに陥ったらどうしよう!
パニック状態になった妊婦さんが、救急車で運ばれている姿を目の当たりにしたことがあります。赤ちゃんを産むのって大変なんだ……と、かなりの衝撃を受けたことを覚えています。
当時のイメージから、私もパニックに陥ったらどうしよう……と、不安でした。でも、実際には助産師さんが私の様子をしっかり見てくれて、呼吸法のリードをしてくれるなどサポートをしてくれたのでパニックに陥る心配も解消されました。
陣痛の痛みに耐えられるのか心配!
陣痛の痛みは、この世のものではないほど痛い……なんて話も聞きます。どのくらい痛いのか、初めてお産を経験する私には想像すらできないことでした。未知の痛みだからこそ怖い! お産の仕方は人によって異なりますが、少なからずみんな大変な思いをして乗り切っています。
そこで、私は陣痛がきたときに、自分の母親や身近な先輩ママの顔を思い浮かべてみることにしました。つらいのは自分だけではないと思うと、自信を持ってお産に臨むことができました。
以上、私が初めてのお産で心配になったことと、その実際について紹介しました。不安は誰しもあるものですが、できるだけ気持ちを落ち着けてお産に臨めるといいですね。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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