楽しみにしていた家族旅行が一変…
私の大好きなテーマパークへ家族で行ったときのことです。テーマパークに到着して楽しんでいると、子どもたちが光るおもちゃが欲しいと言い出しました。
少し値段が高かったのですが、たまにしか来られないところだからと、3人分購入を決意。次女は夫が押しているベビーカーに座っており、長女は私と一緒にレジへ向かいました。
長男は夫の近くにいたので、夫に「長男くんを見ておいてね」と頼み、夫は「わかった!」とベビーカー押して店内の端へ移動しました。そしてレジが終わりベビーカーのほうを見ると……、なんと長男がいないではありませんか!
大変なことに気がついた夫
夫を見るとスマホゲームに夢中。急いで夫に「ねぇ! 長男はどこにいるの!? ベビーカーの脇に隠れてる?」と聞くと、焦ってあたりをキョロキョロと探しました。店内はお客さんでいっぱい。
迷子になってしまったら、見つからないのでは……と、とても不安になりながら、長男の名前を呼んで探しました。
すると、私がさっきまでいたレジの近くで店員さんとお話をしている長男を発見……!
店員さんにお礼を言い、急いで夫のもとへ行き、本当にいなくなってしまったらどうするつもりだったのか、次からは子どもと出かけた先ではスマホゲームは禁止と伝えました。
夫は反論することもなく、長男にごめんと謝りました。
旅行から帰宅後、これが公園だったらけがに気づかないかもしれないなど、子どもから目を離すとたくさんの危険があることを改めて夫へ伝えました。
今回の出来事で夫は自分の不注意で子どもがいなくなるかもしれないと不安に感じたようで、その後、外出中のスマホゲームは減少。ついついやりがちな外出先でのスマホ、私自身も子どもがいる外出先でのスマホはとっても危険なものだと改めて感じ、夫婦にとって教訓となりました。
著者:やまぐち さき/30代女性・ライター。4歳の女の子、2歳男女の双子、夫との5人暮らし。子宮内膜症からの手術、不妊治療を乗り越えて育児中。闘病や不妊治療、双子の出産・育児の経験をもとにライターとして活動中。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています