物語の主人公は、フミくんという夫をもつアヤさん。優しくて頼りがいがあって人当たりもよく、周囲にすこぶる評判のいい夫ですが、実は、彼は自分本位な正論を振りかざし、人を追い詰める人だったのです。
アヤさんが仕事から帰宅すると、リビングにいた夫が「ごめんね」と一言。それは、留守の間にアヤさんからの手紙を読み、アヤさんがどれだけ自分に寄り添おうとしてくれていたのか、ようやく気付いたからでした。
ようやく気付いた夫。夫婦関係の修復は可能なのか?
アヤさんが自分に寄り添うおうとしてくれていたことに気づいた夫は、自分がどれだけアヤさんの言葉を無下にしていたかに気づきました。そしてその理由はアヤさんのことをどこか下に見ていて、自分はアヤさんを支えてあげている、だからアヤさんより自分のほうが正しいのだと思っていたからだということにも気づき、反省もしたようです。
夫婦はお互い支えあうもの。どちらが上でどちらが下なんて思っていたら、支えあうことはできませんよね。相手への寄り添いが欠けた自分よがりの正論ばかり言っていた夫。そのことに気づいてくれるまで、アヤさんも大変だったようですが、これからは対等な夫婦関係を築けそうですね。