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「もう勉強なんてしない!」イライラがおさまらない娘に対し、母が取った意外な行動とは?

当時、中学3年生だった私は高校受験を控えていて、生理になるといつもより勉強に集中できなくなることに悩んでいました。勉強に集中できない自分を責めるうちにイライラしてきて、ついには「もう勉強なんてしたくない!」と参考書を放り投げてしまいます。すると、母が「勉強しなくていいの?」と話しかけてきて……。

「もう勉強なんてしない!」イライラがおさまらない娘に対し、母が取った意外な行動とは?

 

生理中は勉強に集中できない!

当時、私は受験が目前に迫っていて、毎日のように長時間の勉強に励んでいました。しかし、生理の数日前から生理2日目くらいまでは、気持ちが落ち込んで余計なことを考えたり、生理痛で気が散ったりして、1時間も経たないうちに集中力が切れてしまいます。

 

生理中のある日、集中できなかった私はそんな自分にイライラして、ついに「もう勉強なんてしない!」とヤケを起こしてしまったのです。参考書を投げ出した私は勉強する気になれず、リビングでごろごろとテレビを見ることにしました。

 

勉強をやめた私に母は…

そんな私を見た母が「勉強しなくていいの?」と聞いてきたので、私は「生理のときは集中できない。勉強しなきゃって思うとイライラするからもうやめる!」と答えました。すると母は「生理中はそんなものよ! お母さんもそう!」と明るく笑い飛ばしたのです。

 

母は「生理中はメンタルの浮き沈みがあるし集中できないときもあるよ。でも何もしないとただ時間が流れちゃうから、できることを探すの」と言いました。

 

てっきり勉強しなさいと怒られると思っていた私は、母が共感してくれたことにびっくり。しかし共感して受け止めてもらえたことで、心が軽くなっていくのを感じました。

 

母のおかげで意欲が復活

その後、母は「今から気晴らしに30分テレビを観て、それから好きな音楽を聴きながら英単語でも覚えたら」と提案してくれました。音楽を聴きながらなら勉強できるかも!と思った私は、母のアドバイス通りに実行してみることに。

 

すると、いつもの生理中より集中力が長続きし、それが自信になって勉強に対する意欲も復活したのです。私はこの出来事で「生理のときはいつも通りの日常が送れないこともある」「だからできる範囲で頑張ることが大切」と学び、この母の教えを今も大切にしています。

 

 

あのとき無理やり勉強させず、私に寄り添いつつうまく勉強に誘導してくれた母には感謝の気持ちでいっぱいです。また、社会人になった今でも、生理がくると仕事に集中できなかったり意欲が低下したりすることがありますが、そんなときは「生理中はそんなもの」と割り切って自分を責めないようにしています。

 

著者/ごとうゆき
監修/助産師 松田玲子

 

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