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「お願い、見ないで…」自転車を漕いでいた私…信号待ちのたびに、周囲からの視線を感じて

生理の日は、備えを万全にしていても予想外のトラブルが起きてしまうものだなと感じます。私の場合、娘の習い事の送迎のタイミングにまさかのトラブルが起きました。その日は、タンポンを使ってしっかり漏れをガードしているつもりだったのですが……。

ピアノ教室の前で気づいた

その日は体が重く、ズシンと腰に痛みがある生理2日目。娘のピアノ教室の日でもありました。もちろん私の体調が悪いからと休めません。自転車で移動をするので、漏れないようナプキンに加え、タンポンも併用して、万全の状態で娘を乗せて自転車にまたがりました。

 

汗をかきながら漕いで、ようやくピアノの先生のお宅が見えてきた、という瞬間……。ふと、おしりに嫌な予感が。サドルがじんわり温かい。まさか!と思いながら、止まった際にさりげなくジーンズの後ろを確認すると、そこには赤いシミが広がっていました。

 

鉄壁ガードをしていてもダメだった日

ナプキンのみだと自転車を漕いでいる際にずれて漏れてしまうことがあったためタンポンを用いていましたが、結果的に漏れてしまい「タンポンまで使ったのに!?」と、私は心の中で絶叫。しかも、よりによってこの日は薄色のデニムを着ていました。このデニムを選んだ自分を呪った瞬間でした。

 

いつもならお見送りで子どもと一緒にピアノの先生のお宅まで上がるのですが、この状態では絶対にムリ。

 

私は自転車から降りながらも、おしりは隠した状態で「ほら、行ってらっしゃい!」と娘の背中を押し、娘がピアノ教室に入っていく姿を見送りました。

 

急いで帰宅

娘を送り出したあと、私は自転車に飛び乗り、自宅まで一直線。おしりをできるだけ隠しながら漕いでいるつもりでしたが、信号待ちで止まるたびに周囲からの視線を感じるようで、妙に心拍数が上がってしまいました。

 

そして家に着くと、すぐに赤く染まったジーンズを脱ぎ、トイレに行って、着替え。ジーンズのシミと格闘していると、いつのまにかピアノのレッスン終了時間まで残りわずかに。焦りながら、新しい服を着て再び自転車に飛び乗り、ピアノ教室に向かいました。

 

なんとかレッスン終わりの時間に到着。ピアノ教室から出てきた娘は満足そうに「今日は発表会の曲、ほめられたよ!」と言っていました。「よかったね」と笑顔で声をかけながらも、私は全力疾走の疲労と生理2日目の重さでヘロヘロでした。

 

そして帰り道、私は心の中で強く誓いました。生理2日目はできるだけ自転車に乗るのはやめよう、と。経血漏れは万全に対策をしていても起こってしまうことですが、やはり生理の日は油断大敵だと思い知らされました。次は同じミスを繰り返さないようにしたいです。

 

 

 

著者:大野肉美/40代女性・2015年、2019年生まれの女の子を持つ母。趣味はK-POPや音楽活動。日常生活のクスっと笑えるエピソードを読んだり聞いたりするのが大好き。モットーは「一日一笑」。
イラスト:マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

 

 

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