生理が被ってしまった!
念願の連休が取れ、友人との8泊10日のハワイ旅行を決めた私。しかし予定を確認してみると、旅行5日目あたりに生理がきそうなことがわかりました。ただ、普段から生理が遅れることもあるので、もしかしたら旅行中に生理がこないかもしれない。そんな淡い期待を抱きながらも、タンポンとナプキンをキャリーケースに入れてハワイへ出発しました。
その後、ハワイに到着して観光を楽しんだ私たち。旅行5日目になり、そろそろくるかな?と構えていましたが、予定日になってもまだ生理はきません。この調子なら、旅行中に生理がこないかもしれないと思っていたのですが……。
最悪なタイミングで…
6日目の朝を迎えても、生理がくる予兆はありません。この日は小型船に乗り、1泊2日でシュノーケリングツアーに向かう予定。まだ生理はきていないので、タンポンは挿入せずにシュノーケリングへと向かいました。
そして、日中にたっぷりとシュノーケリングを楽しみ、夕方ごろに海から小型船へと上がったのですが……このときふと、おしりに違和感が。足元に目をやると、うっすらと赤い水たまりができていたのです!
「あ、やばい」と思いましたが、私の周りには10人ほど人がいてどう対応してよいかわからず、頭が真っ白に。「とにかくこの水たまりを拭き取ろう」と思った私は、持っていた服で血の滲んだ水たまりを拭き、そのまま船内にあるトイレへ駆け込みました。
幸いにもタンポンをかばんに入れて持ってきていたので、トイレで急いでタンポンを装着し、無事にホテルへと帰ることができました。
まさか海の上で生理がくるとは思いませんでした。なんとかシュノーケリングツアーを乗り切った私は、あとになって友人にシュノーケリング中に生理がきたことを話すと、「全然気づかなかった」とのこと。今は月経カップを使用しているため、生理中でもアクティブに動いていますが、それでも体調や気分が不安定になりやすいので無理は禁物だと思っています。この出来事をきっかけに、生理予定日付近になったらいつ生理がきてもいいよう、しっかり準備しておくようになりました。
著者/匿名
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
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