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幼いころから抱える下半身の悩み。思い切って先輩に相談してすすめられたのは?

敏感肌の私は、大人になるまで自分に合うナプキンを見つけられずにいました。あるとき、会社の先輩がくれたアイテムを使ってみたところ、驚きの発見があって……!?

幼いころから抱える下半身の悩み。思い切って先輩に相談してすすめられたのは?

 

かゆくて仕方がない

私はもともと敏感肌で、髪の毛が顔に当たるだけでチクチクしてしまうのが悩みでした。デリケートゾーンも同様で、下着の素材によっては、デリケートゾーンがかゆくなってしまうことも……。

 

今だったら、親しいママ友などに相談したり、ネットでいろいろ情報を調べたりすることもできますが、中学生や高校生だったころはデリケートゾーンの悩みをひとりで抱えてしまい、つらい思いをしていました。

 

先輩のアドバイス

特に生理中は、敏感さを増した肌にナプキンの素材が合わず、普段よりもデリケートゾーンのかゆみが増すということもありました。市販されているナプキンの中には敏感肌用などもありましたが、私の肌質に合うものには出合えず……。

 

大人になると学生のころに比べていろいろな情報が耳に入るようになり、職場の先輩が「ある生理用品」をすすめてくれたのです。今思うと、この先輩との出会いは、私にとって運命だったかもしれません。

 

使ってみると

その先輩も私と同じように超敏感肌だったようで、私は思い切って「敏感肌の自分に合うナプキンがない」ということを打ち明けました。すると、その先輩が「布ナプキン」をすすめてくれたのです。

 

布ナプキンの話を聞いたときには、「ナプキンなのに布? 経血は漏れないの?」と疑問だらけだったのですが、先輩が「一度使えばわかるよ」と布ナプキンをプレゼントしてくれました。

 

今でこそ布ナプキンを使っている人は珍しくないですが、当時は知っている人が多くなかったため、私にとってはとても衝撃的でした。

 

 

一般的なナプキンと違って布ナプキンは肌着のようなやさしさがあり、試してみると、私の場合、デリケートゾーンがかゆくなることはなくなりました。洗濯する手間はあるものの、一度布ナプキンを使ったら、もう普通のナプキンには戻れなくなってしまいました。布ナプキンをすすめてくれた先輩とは今でも付き合いが続いています。

 

著者/浦部さくら
イラスト/まっふ
監修/助産師 松田玲子

 

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