現在2歳のわが家の末っ子は、いまだに授乳を続けています。「末っ子の今回が最後の授乳だから卒乳で終わりたい!」という気持ちがありながらも、「そろそろやめようかな」と、少し気持ちが揺らいでいることも事実です。先日、助産師の知人に相談したときの体験談を紹介します。
助産師さんの言葉に救われた!
助産師の知人に悩みを聞いてもらったところ、「どんな選択をしようと、自分を責める必要はない」とのこと。どのような結論になろうとも、子どものためを思い、「子どものためにはこれがベスト」と考えた決断のはずだから、自分の決断に自信を持っていいんだよ、ということでした。
知人のこの言葉を聞いて、すごく気持ちが楽になりました。それと同時に末っ子も、必ずしも卒乳にこだわる必要はないかもしれないという気持ちになりました。
大切なのは自分で判断し、選択していくこと
また、最近の授乳の傾向としては、「子どもが母乳を欲しがるだけあげてOK」だということを教えてくれました。助産師の知人自身も、お子さんが4歳になるまで授乳をしていたのだそうです。
ただ、医師や助産師、保健師の中でもいろいろな考え方があり、早期離乳をすすめる専門家がいることも事実です。それが間違いだというわけでもないため、自分で判断し、選択していく必要があるとのことでした。
迷いながらも、もう少し授乳ライフを続ける!
助産師の知人と話し、迷いながらももう少し授乳ライフを続けることにしました。魔の2歳児に片足を突っ込みつつあるわが子は、おっぱいへの執着がますます強くなり、嫌なことがあるとおっぱいを飲もうとしてくるという状況です。
授乳を続けることを決めた私ですが、「もういいかな」と思ったら私の意思で断乳をするかもしれません。決めつけすぎず、そのときのベストだと思える判断をしていこうと思っています。
「断乳も卒乳も私の都合でごめんね」と、私は子どもたちに罪悪感すら覚えていました。でも、見方や考え方を変えるだけで、こんなにも気持ちが楽になるのは驚きでした。発想の転換は今後の育児にも生かしていきたいと思っています。
著者:東慶子
三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。