生理周期がずれてしまった
生理のときは心身ともに不安定になりやすい私。彼氏に八つ当たりはしたくないし、デートを思い切り楽しみたかったので、生理期間とデートは被らないようにしていました。ところがある日、デート当日に生理が。予定よりも早かったので、私は驚いてしまいました。
しかも私は生理1日目が一番つらく、とてもしんどいタイプです。彼氏には生理がつらいことは話していなかったので、ドタキャンするわけにもいかず、無理をして私はデートに行くことにしたのです。
デートにきたけどやっぱりつらい…
彼氏と会えてうれしいけれど、体調は悪く、おなかもだいぶ痛くなり……。服を見たり、気になるお店に行ったりと、いつも通り振る舞っているつもりでしたが、今思うとぎこちなかったと思います。
ごはんもなかなか進まず、そんな私を見て異変に気づいたのか、彼氏から「大丈夫?」と聞かれました。心配そうな様子の彼氏。恥ずかしさから今まで生理について彼に話すことはありませんでしたが、このときはあまりに体調が悪かったので、私は彼氏に生理のことについて、正直に伝えてみることに。
彼氏のやさしさ
すると彼氏は、自分は悪くないにもかかわらず「気づくのが遅くなってごめんね」と謝ってくれました。そして予定を変更してお家デートに切り替えて、彼氏の家でゆっくり過ごすことを提案してくれたのです。
彼の家に行くと、彼は私の体が冷えないように温かい飲み物を用意してくれたり、毛布を貸してくれたりしました。映画を見ながらおなかをさすってくれたりも……。生理中は特に涙もろくなってしまう私。彼氏のやさしさがうれしくて、ついつい泣いてしまいました。
デート当日に生理がくるハプニングが起きて、彼氏に生理のことをカミングアウトした結果……彼は私の体調をやさしく気づかってくれました。今も私以上に私の体を大切にしてくれていて、特に生理前と生理中は過保護なくらいに。生理がつらいのは嫌ですが、彼氏のやさしい一面を知れたのはとてもよかったです。
著者:さとう しゅう/女性・主婦
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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