母の体から血が流れるのを見て…
私が保育園に通っていたころ、母とお風呂に入っていたときのことです。母の体から血がポタっと落ちたのを見つけた私は、「血!」と言いました。すると、母は私に向かって「頭から出たんやね」と返事をしたのです。
そのとき、母のことがとても心配になったのを今でも鮮明に覚えています。性教育を受けてから「あれは生理だったんだ」と気づいてホッとしました。生理なんてわからない年頃でしたがとにかく心配になったので、もし私が母の立場になったときには、子どもに心配させないような言い方で伝えようと思います。(かをり さん)
まとめ
おそらく、かをりさんのお母さんは4歳の娘に「生理というのはね」と教えたとしても、まだ理解はできないだろうと思ってごまかしたのでしょう。しかし、大人が思っているよりも子どもは自分なりに考えているものです。たとえ生理の説明を先延ばしにするとしても、子どもに心配をかけないような説明を心がける必要があるかもしれませんね。
イラスト/にゃち
監修/助産師 松田玲子
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