結婚式に出席するために
アメリカ人の夫と国際結婚後、アメリカで暮らしている私。夫の弟が結婚することになり、早速ドレスを選びにショッピングモールへ行きました。
以前アメリカで結婚式に出席したときに、みんなカラフルな色のドレスを着ていたので、私も明るい色のドレスを着ようと決めました。そして、大好きなブランドのピンクのレースをあしらったエレガントなドレスを発見。華やかな結婚式には最適と思い購入しました。
親族の写真撮影でビックリ!
結婚式は、とある田舎町の景色の良い庭園でおこなわれました。私はウキウキしながらドレスを着てメイクもヘアもばっちりキメて会場へ。
そして写真撮影のために親族が集まったとき、義理の妹や相手家族の女性たちのドレスを見てビックリ!みんな真っ黒なドレスを着ていたのです! そう、私は肝心なことを忘れていました。今回の結婚式で私は親族側であり友人側ではないということを。
親族はみんな、目立たない色のグレーや黒いドレスを着用していました。カラードレス、しかもドピンクのド派手なドレスを着ているのは私だけ。これには私だけでなく親族もみんな驚いてしまっていました! とはいえ、どうしようもないので、私はなるべく端のほうに立って家族写真を撮ることに。
写真撮影後、夫から「目立ってたね」と囁かれました。本当に恥ずかしくて泣きたくなりました。
結婚式でとんでもない失敗をしてしまった私。冠婚葬祭のマナーは知っているつもりでしたが……。結婚式では主役の花嫁を引き立てるために控えめな服を選ぶべきでした。その後、結婚式には出ていませんが、次の機会があればしっかり考えてドレスを選ぶようにしようと心に決めました。
著者/山田友子
イラスト/藤まる
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