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「うわー!」夜中に突然何かに怯えて叫び出した娘。一体何を怖がってる?判明した驚愕の事実とは…!

わが家の4人の子どもたちは、みんな寝言をよく言うほうでした。ですが、あの日は恐怖を感じました。なぜなら、夜中に長女が怯えながら叫んでいたからです。そして何に怯えているのか、なぜ叫んでいるのか、理由がわかりとても驚きました……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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夜中に突然聞こえてきた叫び声

長女は二段ベッドの上の段で、ひとりで寝ています。私と夫も爆睡していると、突然「わー!」と叫ぶ声がしたのです。私と夫はびっくりして起き上がると、何かに怯えながら叫んでいる長女の姿がありました。

 

ベッドから落ちる勢いで怯えていたので、まずは長女に声をかけてベッドからおろそうとしたのですが、長女は怯えて動くことができませんでした。何とか無理矢理抱っこして、ベッドからおろしたのですが、私たちが触れるとびくっとし、部屋の端っこを見て怯え続けていました。

 

 

私たちも、長女は幽霊か何か見えているのかと怖くなって、途方にくれていたのですが、長女に「どうしたの?」と尋ねると、「ありがのぼってくるの、うわー!」と再び叫んだのです。暗がりだと怖いので電気をつけて、何回も呼びかけて抱きしめると、長女はやっと落ち着くことができました。

 

長女が叫んだ理由…

その後長女が熱いことに気付き、熱を測ると40度近くありました。すぐに病院に連れて行くと、症状から原因は「熱せん妄」だと診断されました。私は熱せん妄という言葉すら知らなかったので、娘が怯えて叫んでいる姿を見て本当に怖かったことを覚えています。


でも、長女がパニックになっているときに一緒にいて、助けることができてよかったです。驚いたけれど、いい経験になりました。再び同じことがあっても落ち着いて対処できると思います。

 

 

今回のホラーな体験は、原因がきちんとわかったので安心しました。子どもに起こることで知らないことはまだまだあるのだなと痛感した出来事でしたが、今後の学びにしていきたいなと思います。

 

※高熱に伴う異常行動を総じて「熱せん妄」と言います。症状には、幻覚が見えたり聞こえたりするほか、錯乱して支離滅裂な言動をしたり、急に部屋を飛び出したり窓を開けて飛ぼうとしたりといった異常行動がみられます。多くは一時的なもので後遺症などの心配はありませんが、脳炎などでも似た症状が起きる場合があります。意識障害、数時間の異常行動、しびれや麻痺などの症状があれば受診しましょう。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

イラスト/きりぷち


著者:松谷 えりな

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