私は第三子妊娠中、体重管理よりもむくみ対策のほうが大変でした。特に手足のむくみがひどく、妊娠後期には手首と足首は境目がわからないほどむくんでいました。私と同じ悩みを抱える妊婦さんに向けて、妊娠中の様子と実践していたむくみ対策を紹介します。
むくみがひどかった原因
私の場合、妊娠中期ごろからむくみがひどくなり始めました。妊娠中の生理的なむくみだったようで、日常生活で改善するように産院で指導されました。
また、疲れも原因のひとつだったようです。妊娠してから上の子たちが普段よりも甘え始め、家事以外の時間は、ほとんど上の子たちの相手をする時間でした。登校させるために途中まで毎朝見送りもしていました。毎日、足がむくんでパンパンになっていました。
対策① 水分補給や食事改善
私の場合、トイレに行く回数がもともと少なかったこともむくみの原因のひとつでした。そのため、ノンカフェインのお茶を飲むようにして、野菜や海草などの水分が多い食材や、カリウムを多く含む利尿作用のある食材を取り入れるよう心がけました。
そのつながりで食事を和食中心の食事に替え、できるだけ塩分を控えた献立に。控えすぎも良くないと思い、助産師さんと相談しながら、レシピ本を見て食事を作っていました。
対策② ストレッチと運動
私の場合、とにかく手足のむくみがひどかったため、ストレッチと運動も取り入れました。入浴後は、足の指を「グー」「チョキ」「パー」にする指の運動や、足首・手首を外回し・内回しにぐるぐる回す運動を実践。入浴後は血行が良い状態なのでマッサージやストレッチに最適です。普段歩くだけでは使わない指を動かすので、とても気持ち良いですよ。また、就寝時に足をクッションに乗せ、高くして寝るときもありました。
妊娠中のむくみはめずらしいものではありませんが、むくみに加え、別の症状も出てくることがあるため注意が必要とのこと。自己判断ではなく、医師や助産師と話し合い、状況を理解しながら改善することが大切だと思いました。
著者:手塚みく
三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。