告げ口をされるたびにナエくまさんは嫌な気持ちになりますが、同じクラスになり、声をかけてきたのはWちゃんのほう……。
何を目的に余計な告げ口をしてくるのか、ナエくまさんには理解できません。
友だちになりたかったんじゃないの…?
ナエくまさんが席を立っていた間に言われた単語は「自分で考えて」と言い出したWちゃん。あまりにも理不尽な提案に、怒りがわき上がるナエくまさんなのでした。
聞いていない単語を予想するなんて、それはもはや、しりとりとは別のゲームになっている気が……。Wちゃんはいったい何がしたいのか、疑念が深まります。
とはいえ、遊び慣れたルールではちょっと物足りず、独自のアレンジを加えてゲームを楽しんだことのある人もいるはず。特にしりとりはアレンジがしやすく、ナエくまさんたちがやっていた“記憶しりとり”のほか、「3文字の単語」というように文字数に縛りを設けるしりとりや、単語を声には出さず、絵で描いて伝えるしりとりもあるようです。
しりとりは、子どもの語彙力を高めることにつながるとも言われます。いろいろなアレンジを加えながら、お子さんと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?